マジカルミライにびっくりした話
マジミラで得た新しい初音ミクの価値観のnoteです。
内容に関するネタバレは一切ありません。そこは御安心ください。
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高坂は初音ミクを楽器として捉え、それは間違いではなく悲しい事でもないと、以前noteに書きました。
しかし高坂は、そんな初音ミクが全てだと思っていて、それ以外の初音ミク、そしてその初音ミクが好きな人の気持ちを知りませんでした。
初音ミクファンって沢山いますよね。昔からずっとライブに通っている人や、ボカロリスナーとしてたくさん曲の紹介をしている人。
私のTLには後者の情報が多く流れてきていて、前者のプロフィールを見る時いつも「なんでこの人は拗れてないんだ?」と疑問でした。好きな初音ミクというものがないのかな…って。私はそんな初音ミクファンのみなさんの初音ミクへ対する気持ちがずっと謎でした。それと、「VOCALOID」ではなく、「バーチャルアイドル」として紹介される初音ミクも。初音ミクって、VOCALOIDですよね。アイドルじゃない、なのになんで?ただの2次元キャラクターと一緒にされてるってこと?みたいな感じで。
でもそれは、無知なだけだったのです。
私はマジカルミライの初音ミクを、初音ミクという概念を可視化したものと思っていました。
私はマジカルミライに行って、バーチャルアイドルとしての初音ミクを見ました。あれは紛れもなくバーチャルアイドルでした。間違いなくアイドルでした。
だって、みんなの前で歌って踊って手を振って、そして会場のみんながそれに応える…。バーチャルキャラクターなのにすごい空間だった…。理解不能だった…。
高坂の中の初音ミクは今までずっと1つでした。でもそうじゃなくなった。
マジカルミライに行って、初音ミクという価値観の幅がぐんと広がった感じです。
「おいお前、私(バーチャルアイドルの初音ミク)のこと何も知らないくせに勝手に色々決めつけやがって!くらえバケモノセトリ!」と言われながら殴られた感じがしました。あ、はい。セトリは神というかバケモノでした。腰が抜けました。驚きました。初音ミクに対して、こんな気持ちになれるのか…と。
どんな気持ちなのかは…あなたの初音ミクのライブ初参戦を思い出してください。
バーチャルアイドルとあともうひとつ、初音ミクの価値観を手に入れました。
それは"場"としての初音ミク。
初音ミクって場所だし空間なんです。企画展がそうでした。あ、Twitterで見たやつだ!ファンの間で有名なあの人だ!すみませんフォロワーの〇〇という者です!これトレードしませんか!これプレゼントしますよ!とか、いろんな会話をしました。創作文化を体験できるイベントがマジカルミライ…でもワークショップちょっとしょぼいし狭くないか…なんて最初思っちゃったんですね?でも違いました。
マステアートに、どこから来たのかのマップ、ライブペイント、何より空気感。それがないとマジカルミライは始まらない…そして終わる頃には「完成」してるんです。みんなで創っていく。これはほんとに知らなかったし、きっとマジカルミライに行かなければ絶対知ることは出来なかった。
もしかして、マジカルミライ以外の初音ミクのライブに行けば、また新たな価値観を手に入れることが出来るのでしょうか?
…行きたい。初音ミクのライブ。
大きな音が苦手で、めんどくさがりで、お金も時間もなくて、そんな私は全通勢が意味不明でしかなかったけど今ならわかるぞ!
…エキスポ行きたいミクパ行きたかったミクウィズユー連れてけシンフォニー行こうぜ鼓童今年やんねぇのか超パないとか殺す気かよ東京公演も全公演行きたいファンメイドライブ全国であるなら全国へ飛んで行きたい雪ミクライブ行きたいから北海道に移住する!
新たな価値観を手に入れた高坂は曲を漁って感じることの出来る楽器の初音ミク以外にもっと楽しみたい初音ミクができてしまった…はぁ…初音ミク…。
それでは高坂でした…あなたはどんな価値観の中で、あなたの初音ミクを楽しんでいますか?
またTwitter…いえ、次のミライで会いましょう!