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Pokémon HOMEの「すべてのすがた図鑑」と向き合う

こんにちは。剣盾で人生を狂わされたこにゃです。

年の瀬ということもあり、現状のポケモン収集活動の棚卸しとして「すべてのすがた」図鑑をNotionで作成しました。

こちらの記事を参考にし、紹介されている姿をすべて網羅しています。


作成の動機

「すべてのすがた」図鑑というのは元々PokemonHOME内に存在する機能です。アプリ内で図鑑にアクセスし、フィルタリングを「すべてのすがた」に設定した時のリストを、便宜上このように呼んでいます。

しかし「すべてのすがた」を実際に埋めるにあたって、HOMEの図鑑だけでは一部不便な点が存在します。


Switch版とスマホ版で換算対象となる姿に差異がある

上述した記事でも詳細が確認できるのですが、例えば雌雄の違いのあるポケモン。Switch版では102種類とされているのに対し、スマホ版では3種類とされています。後者の図鑑では、事実上「すべてのすがた」を確認できません


Switch版とスマホ版で図鑑のフィルタリング仕様が違う

図鑑を「すべてのすがた」でフィルタリングした時、未登録の姿の扱いが違います。スマホ版では空欄が表示されますが、Switch版では空欄すら表示されません。後者の図鑑では、いわゆる”埋め作業”が出来ないということになります。


これらの仕様の違いを総合すると、「雌雄違いを集めたいが、スマホ版では雌雄の区別がされておらず、Switch版では未所持の姿の有無さえわからない」という状況になったのが、今回の一番の動機となりました。

仕様の差異、機能の差異は他にもかなり存在しますが、ここでは割愛します。


上記に加え、

  • 図鑑登録の状況だけでなく、各個体の所持状況も管理したい

  • Pokémon HOME内にある「ソフト図鑑:ポケモンGO」を進めるための補助ツールとしたい

等、タスクリストとして使用したい気持ちも相まって、自分のニーズに沿ったデータベースを作成するに至りました。



データベースの内容

登録の仕方

1姿につき1行(=1ページ)として登録します。フシギバナを例にすると、オスの姿、メスの姿、メガシンカ、キョダイマックスの姿がそれぞれ区別されるので、4行使用する形ですね。ちなみにマホイップは64行あります

用意したプロパティ

管理しやすくするため、以下のようなプロパティを設定しました。

Name
種族名および姿名

図鑑No
全国図鑑の番号

図鑑登録
Pokémon HOMEの図鑑に登録されていればオンに

所持状況
所持/未所持/不要 から選択
Pokémon HOMEでの個体の所持状況を管理
姿の登録に専用の個体を必要としないものは「不要」として設定(バトル中のフォルムチェンジなど)

世代
1:カントー/2:ジョウト/3:ホウエン…… から選択
その姿が初めて実装された世代を設定

カテゴリ
姿のカテゴリを設定
便宜上、図鑑上で1番目に表示される姿を「デフォルト」として扱う(雌雄に違いがある場合は「オス」、アンノーンは「A」 等)

実装ソフト(Switch以降)
ピカブイ/剣盾/アルセウス/BDSP/SV から選択
移送環境が整っていないため3DS以前は除外

GO図鑑
登録済/未登録/未実装/不要 から選択
Pokémon HOME内の「ソフト図鑑:ポケモンGO」での登録状況を管理(ポケモンGO以外のソフト図鑑はすべて完成しているためここでは除外)

ポケ徹
ポケモン徹底攻略さんの各ポケモンページへのURL
各ポケモンの詳細な入手手段はこちらで確認するのが一番早いため記載(いつもありがとうございます)

進化(2023-02-18追加)
進化前・進化先のポケモンをリレーション
※「フシギダネ」のページから「フシギソウ」「フシギバナ」へ直接アクセスできるように

すがた(2023-02-18 追加)
すがた違いのポケモンをリレーション
※「フシギバナ」のページから「フシギバナ♀」「メガフシギバナ」「フシギバナ(キョダイマックス)」へ直接アクセスできるように


作った結果と感想

既存のデータベースをコピペ→スプレッドシートである程度成型→Notionに読み込んで不足情報を追加、という流れで作業しました。

パルデア地方の新ポケモンも記載したところ1500行を超えるデータベースとなりましたが、ノリと勢いがあったので半日くらいで完成したんじゃないかと思います。実装ソフトの確認と、登録・所持状況の移植が多分一番めんどかった。

プロパティをそれなりに設定したおかげでフィルタリングが自由自在なのが非常に良いです。「未所持かつ剣盾で実装されているポケモン」とか、「第5世代でメスの姿があるポケモン」とか、「デフォルトの姿で絞り込んで全国図鑑として表示する」とかやりたい放題です。これだけでもうだいぶ気持ち良い。

Switchで実装されているポケモンであればある程度揃ってはいるのですが、いかんせん剣盾から沼に参入した新参寄りの人間なので、まだ手の届かないポケモンってそれなりにいるんですよね。ポケモンGOとかも引きこもりには厳しいし。

今回作った図鑑は「姿集め」という目的においてはかなり便利になった感じがするので、これをお供として、これからも気長にポケモンを集めていければと思います。Notionいつもありがとう。お疲れ様でした。




余談

もしどこかで需要があればテンプレートとして配布しても良いんですが、なにせ1500行以上あるのでどこかで何かミスってそうなんですよね。

あと第9世代のポケモンについては全国図鑑Noが未確定です。HOMEとSVが正式に連携してそのあたりが確定したら、内容を見直して公開しても良いかもな……という感じです。まあ欲しい人が存在するかは謎ですが。


2023-01-30 追記

SVまでの全国図鑑Noが上記動画(これめちゃくちゃエモかったね!)や公式のポケモン図鑑で確認できたこと、またチラホラと需要の声をいただいたことを受け、作成したデータベースを公開してみます。一部情報が人力による入力のため、ミスがあるかもしれないことはご了承ください。

なにか問い合わせがある場合はコメント欄か筆者のTwitterへ。


2024-01-17 追記

「筆者用データベース」とは別に「公開用データベース」を用意してこちらに掲載していましたが、両方を常に更新し続けるのがコスト的にしんどいため、今後は「筆者用データベース」をそのまま公開していくことにします。

自由に複製していただいて大丈夫ですが、用意してあるプロパティや記載済みのステータス等は筆者の使い方および状況にあわせた内容になっていますので、複製後にある程度のカスタムが必須になることはご了承ください。

また、試行錯誤を含むアップデートを経て、これまでの「公開用データベース」とは一部構造も異なりますのでご注意ください。



公開用データベース

2023-01-30 「公開用データベース」を掲載
2023-02-18 「進化系」と「すがたちがい」を結ぶリレーションを追加
※1009番以降の追加更新はありません。



筆者用データベース

2024-01-17 「筆者用データベース」を公開


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