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具合が悪くなる実家

実家で長い時間を過ごすと自宅に帰ってきてから体調を崩す。
それは今まで当たり前の事だと思っていた。
でも違ってた。
おかしい事なんだと先日気が付いた。

体調を崩す事がわかったのはここ5年くらい。
それからは実家で過ごす期間が長くても2泊3日になるよう調整していたので
具合が悪くなる事は少なかったけど、
今回は父の四十九日法要もあり1週間実家に滞在した。
そしたら自宅に帰ってきてから1週間寝込んだ。
やっぱりこうなったかと、ベットの中で考えながら早く治る事を願って眠り続けた。

カウンセラーにその話をしたら、こう聞かれた
「具合が悪くならないようにするにはどうしたらいいかわかりますか?」
私にはわからなかった。
だって具合が悪くなる事は私にとっては "普通" だったから。

でも、カウンセラーと話をして気が付いた。
私は実家でかなりの我慢をして過ごしていたという事。
自分自身を押し殺して、家族にとって都合のいい、"良い子" を
演じていたという事。
HSP気質である私は色々と敏感らしい。
家族が悪口を言っている時、聞いていてとても不快になる。
でもいつもだまって聞いていただけだった。
母親が怒るような話になると会話をそれ以上つづけないようにしていた。
母親の言うとおりに私はうなずいて理解したふりをしていた。
そういった細かい事の積み重ねが体調不良を引き起こしていたのだ。

カウンセラーに聞かれた。
「親を変える事はできないけれど、親との関係性は変える事ができますよ」
「あなたはこれからどうしたいですか?」

私の心が出した答えは、
もう親にとって都合の良い子は嫌だ、家族の前でも私は私らしく生きていきたい

これからは実家に帰っても我慢しない。
家族の気持ちは汲み取らない。
私は私の思ったこと、感じたことを言葉で表現していく。
嫌な事はっきり言葉に出す。

どれだけ実践できるかは不安があるけど、
まずは決意だけはできた。
これから新しい関係を家族と作ろうと思う。
もし、家族がそれを拒否したら、もう会わない。
それでいいと思った。

具合が悪くなる実家などいらない。
私には私が選んだ夫と子供がいてくれればそれでいい。

自分の好きをたくさん見つけて、それをnoteにたくさんのせるために大切に使わせてもらいます