「すずめの戸締り」で開く「公共のとびら」
閉めるのか開くのかどっちなんだ!という突っ込みはさておき、この記事は新海誠の映画「すずめの戸締り」の考察をしながら高等学校公民の新科目「公共」の第一部「公共のとびら」のエッセンスを総ざらいするものだ。
新科目「公共」は今年度から始まった。何をどのように教えればよいのかが確立されていないから、全国の教員が手探りで進めているのが現状だ。暗記科目と化した旧「現代社会」を実質的に引き継ぐような形で行われている授業も一部にはあるだろうが、全国各地で独創的な授業が展開されていることだろ