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GRカローラ日記 Day5 オイルが流れてるタイプ

  • 走行は800km位、実は毎日乗るのがしんどくなってきた、慣れるのか? そもそも、慣らしが終わったら何をいじればいいんだろう

  • 足車を探し始める。2台持つコストを考えると軽自動車かな、と思い調べ、新型アルトを見に行く

クルマの運転は好きな方です。若いころはガソリン代なんて気にしたことなくて、ろくにメンテナンスもせずに安い車を乗り回していました。10万円で貰ったボロボロの86レビンとか(今では信じられない)、シビックシャトル(ZCエンジンのマニュアル、これ良かった)とかいろいろ。で、必要に迫られて車を少しずつメンテするようになりました。実は、GRカローラの直前は、地元トヨタさんには、やっぱり10万円で貰った20プリウスのメンテをお願いしていて、雨漏りコーキングとか自分でやる変なお客さんと認識されてました。

ホイール自家塗装、雨漏り修理、自分で板金塗装(悲惨な仕上がり)

で、距離も伸ばしたくないし、燃費も悪いから、やっぱり、足車が必要なのかな、と思い出して、またヤフオクを見だしてしまう。100万円も出したら、いい感じでヤレていて、好みな感じの車はたくさんある。ああ、ここ直して、あそこキレイにして、だんだん仲良くなって、少しでも世の中に長く残してあげて、、、。分かる人とだけ、その愛を共有できる感じ。

いかんいかん、これはいかん、と思って、もっと普通で手堅くて経済的な「良い」車を買おう! そう思い立ってリサーチした結果、新型アルトがいいじゃん、という結論に。早速試乗しに近くのディーラーに、、。

アルトちゃん。4WDのNAで140万円!

なるほど、こんな感じなのね。するすると加速して巡行し、キレイに減速する。すっきり乗り味。ただ、交差点を曲がろうとするとハンドルぐるぐる。頑張ってアクセル踏み込むと、頑張る気持ちは伝わる。新車は高いので、新古車やらを探すと、2年落ちで85万円!、なるほどねぇ。無印良品かぁ。

エンジンカバーを外してみました

さて、自宅に帰ってきて、ちょっと車両を見てみます。ボンネット開けてエンジンカバーを外して、、ぴかぴかギチギチ、これが1.6lで300馬力オーバーのエンジンの姿です。ボンネットカバーをちょっと洗って戻して、ボンネットを閉めて思います、え、僕これから、この車とどう付き合うんだろう。

湾岸ミッドナイト 18巻 P56より引用

で、やっと気づくんです。ああ、僕は血液にオイル流れているタイプなのか。車はそこそこ壊れてくれないとつまらない、、、。

朝出勤時に、エンジンを掛けると、強烈な排圧でガレージが揺れます。うるさくてゴメンと思いながらゆっくりクラッチを繋ぎ走り出す。もう夜に出かける事は気が引けるし、お昼に走り回るとあっという間に燃料が無くなる。

他には洗車するしかメンテナンスは無いし、きっとどこも壊れない。そもそも、どこか壊れても自分では直せないし直さない。こんな気持ちになってしまうのはまったくもって想定外でした。それはもう完璧な車なのに、なんとなく一緒にストーリーを創れる感じがしない。

もう少し経ったら、一緒にいる事に慣れてくるのか、それとも、違和感が残り続けるのか、、様子を見てみよう。


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