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【DIYでコストを新品比約6割削減】        GSR750用ヨシムラ Rー77Jサイクロンマフラーにバッフルを取り付ける


ヨシムーラー!ヨシムーラー!


買 っ た バ イ ク よ り 先 に 

マ フ ラ ー が 届 く 男

というわけでまだ納車もされていないのにアップガレージで中古マフラーを買ってしまった。今回購入したのはヨシムラのRー77Jサイクロンだ。
(車種はまだ秘密)(←GSR750でした! ※2023/12追記)

今回はこの中古マフラーにUSヨシムラ純正のバッフルを取り付ける。
結論から言うと、DIYで取り付けたことにより今回は新品の約6割引きの価格でバッフル付きヨシムラマフラーを手に入れることができた。
では、本題に移る。

届いたマフラーを確認

注文したマフラーが届き早速現品確認を行った。多少の使用傷はあるものの普段使いとしては申し分ないレベルのマフラーだ。
これで25,900円+税は安い(確信)。

届いたヨシムラのR77Jサイクロン。多少の擦り傷はあるものの十分このまま使えそうだ

しかし、購入時にわかっていたことだがこのマフラーには一つ問題がある。それは前の所有者によってエンドバッフルが抜かれているため、このままでは車検に適合しない"ならず者マフラー"であるということであった。

バッフルが無いほうが良い音がすると言い、無法者ライダーは抜くようだが…私はお勧めしない

バッフルを注文

そこで現物の確認を終え、次に必要となるヨシムラのバッフルを探した。
今回は運よくヤフオクに適合する商品が転がっていたので捜索から6日で目当ての商品を確保することができた。
結果的には早い段階でバッフルを手に入れることができたが、家にバイクもないので気長にパーツを待つことができたのは嬉しい誤算だったと思う。

このパーツも高く、普通に買うと12,000円近くするのだ…(ヤフオクにて4,830円で購入)

ちなみに、R-77Jのバッフルの型番はマフラーエンドの材質によって変わる。
ステンレスだとINS-03ーK
カーボンだとINS-04ーK である。

ここで既に勘のいい読者諸兄は気づいたかもしれないが、なんとこのバッフルはステンレスエンドに対して非適合の型番である。しかし、そこはちょっとした工夫で何とかすることができるので安心してほしい。

バッフルを取り付ける

開封するとこんな感じの筒が出てくる。

外側にはヨシムラYOSHIMURAヨシムラYOSHIMURAって書いてある

このバッフルに刺さっているネジをまずは取り除く。

するとバッフルにネジ穴が見えるようになるので

この穴が内側からちょうどマフラーエンドの穴と重なるように
挿入をしていく。

途中から手挿しでは抵抗がきつくなるので今回はゴムハンマーでコツコツと叩いて微調整をした。

なんで当然のごとく家からハンマーが出てくるんですかね…?

その後、マフラーエンドのネジ穴とバッフルのネジ穴が合わさったことを確認し、六角が入るM6×25mmのネジを用いて外側から止めることで今回は完成した。

このネジの長さがポイントで、INS-04ーKに付いているカーボン用のネジは長さが足りないのだ。たった20円くらい払ってネジを一本買えばINS-04ーKでもステンレスエンドのR-77Jに装着することはできるので今後の参考にしてほしい(私が確認する限りではそうした記事は今まで見つけられなかった)。
ちなみに締め付けトルクは10.8465 N・mである。
これはバッフル付属の説明書をもとに最悪な計算をすることで導出した。
ヤードポンド法には滅んでいただきたい。

完成とまとめ

かくして、無事ヨシムラR-77Jサイクロンマフラーにバッフルが装着された。

これで合法ライダーの仲間入り

ここまでにかかった金額としては
マフラー本体+送料 = 30,910円
バッフル       = 4,830円
の計35,740円であった。

一方で、もしこのメタルマジックカバー/ステンレスエンドタイプの当該マフラーを新品で買うなら価格は税込で94,600円する。
したがって今回は
35740÷94600=0.3778…で、おおよそ新品の62%引きで商品を購入できた。
DIYにも取り組めてまさに一石二鳥な良い買い物をした※。

春からこのマフラーを取り付けてツーリングするのが今から待ち遠しい。

おわり

※バッフル抜きマフラーにバッフルを戻してもJMCAの認定は戻らないので注意。新品との違いはそこにもあるので、バッフル抜きマフラーを買って修復する際はあくまで自己責任でおねがいします!


2023/12追記。取付編はこちら↓


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