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オールカマー 考察

気温が落ち着き、朝晩は半袖では肌寒く感じてきました。
秋競馬の到来を感じさせてくれるオールカマーが今週行われます!
G1へ向けた前哨戦。
出走登録数10頭と少ないですが、G1馬やG1好走馬が揃い、中山なら1発を予感させるメンバーも揃いました。
それでは、オールカマーの考察行ってみましょう!!

傾向と対策

①血統
過去10年で父サンデー系が馬券になったのは23頭
しかし、特定の種牡馬というと難しいところで、ディープ、ハーツクライ、ステイゴールドあたりが好走を繰り返しますが、あまり依存しない方が良いようにも感じます。
平場まで含めると、キンカメ、ルーラ、オルフェ、ステゴあたりが好走率、回収率も良く、ディープインパクトは人気になるが故にでしょうが、回収率は良くありません。
キンカメ系やステイゴールド系の様な機動力を備えた血統の方が中山コースというのは合っている印象というのがそのまま反映されている様な気がします。

②前走
過去10年馬券内
前走G1組        17/30
前走G2.G3(夏競馬)  7/30
その他 夏OPクラス3頭、中日新聞杯1頭、AJCC1頭、目黒記念1頭
こうして見るとやはり、G1への叩きに使ってきた馬が力を見せつけて、というパターンが多いです。
しかしながら、1/3は夏競馬を戦ってきた馬も入れているので、仕上がり、適正次第では食い込む余地は十分と言えると思います。

③脚質とレース展開
基本的には先行勢に有利
頭数も少なく、今回確たる逃げ馬は不在。
恐らく三浦Jのジェネラーレウーノが逃げそうだが、長欠明けで確かではない。番手でおさまりたいカレンとステイフーリッシュ。
スローを警戒して向正面で後方勢が押し上げて徐々にペースアップして直線か。
先行できる脚かまくれる脚をもつ馬がやはり狙い目。
ペースが上がれば直線一気もあり得るが、頭までは。。。

出走各馬 考察

登録数10頭なので、全頭触れていきますね!

フィエールマン(C.ルメール)

3歳クラシックでは、出世が遅れましたが長距離G1を3勝のステイヤー
ここを叩いてJCという流れかと思います。
京都では、4戦全勝。
中山では1.1.0.1と勝ったのは条件戦のみ。
着外の1回も有馬記念で4着と健闘。
AJCCはシャケトラを差し切れず、札幌記念では、ブラストワンピース、サングレーザーを差し切れず。
ステイヤーではあるものの、ディープインパクトらしさがこの辺に出ていると感じていて、ベストは大箱下り坂の京都でいいと思います。
中山外回りと言えど、コーナー角は緩いものの、やはり適正からは少し外れている気がします。
もちろん、能力では圧倒していますが、ここがベストの狙ってきてる馬に足元を救われるなんてことも十分にあり得ると思っています。

カレンブーケドール(津村明秀)

馬券圏内を外したのはクイーンCの4着のみ。
フィエールマンとは対照的にディープインパクトらしさはなく、アルアインタイプ
先行して立ち回りうまく、競馬が上手
どちらかというと瞬発力よりは持続力
これらから想像し得る様にあと一押し足りなく勝ち切れない競馬が続いている。
今回番手確保で3角くらいからペースアップすれば十分持ち味は十分に発揮されるはず。
あとは、一押しになり得る材料があれば頭まで。

ミッキースワロー(横山典弘)

本質的には中距離で、前走、前々走は軽視した。
だが、そこはのりさんで、後方で脚を溜めかなり早めからまくり気味に好走。
レベル的にも長距離<中距離なのは明らかなので、今回の適舞台に戻って更にパフォーマンスが上がるのは間違いない。
あとは、展開面と馬場だろう。
雨が降って良いことはないので、当日の馬場が今回の台風からどれだけ回復するかが鍵となりそう。

ステイフーリッシュ(田辺裕信)

この馬のG2.G3での安定感は目を見張るものがある。
古馬G2.G3での着外はスーパーG2だった札幌記念と仕上げる気がなかったであろうチャレンジCのみ。
今回はG1で好走してる馬も揃ったのでどれだけ粘れるか。展開の助けはありそうだが、それで人気するなら。。。

ジェネラーレウーノ(三浦皇成)

屈腱炎により、1年8ヶ月ぶりのレースになる。
昨年のAJCCではフィエールマンとは0.4差
元々力自体はあるけど、キレ勝負では分が悪く、ある程度スピードに乗って雪崩れ込む様な競馬が理想的。
復帰戦なので当日の仕上がりには要注目!

クレッシェンドラヴ(内田博幸)

小回りコースに良績が集中
パワーを要される馬場になればささる可能性はあり。
昨年のオールカマーは4角不利があったとは言え、仕掛け遅れな感があった。
内田Jが継続騎乗でこの馬を掌握しきっていることはなによりで、プラス材料にはなり得る。
あとは、展開がどれだけ。前走のようなまくりを期待するけど。。。

センテリュオ(戸崎圭太)

間隔を開けた方が走る印象。今回は○
重賞クラスで掲示板が精一杯だったが、前走は前が残る中1頭後方から強い競馬。
脚質はある程度幅があるので自由は効きそう。
ただし、一気の相手強化に、ベストとは思えない舞台だが、中山戸崎とエリ女4着で穴人気しそうな1頭。
休み明けの方がいいので人気ないなら抑えるかな。くらい。

サンアップルトン(柴田善臣)

ゼンノロブロイ産駒。
買材料としてはこれだけ。
人気ないし、抑えるくらいはいいけど。
抑えても、来たら笑っちゃう。

オウケンムーン(北村宏司)

ノーザン生産馬の国枝厩舎
謎の長期休養
これで、当日+30Kg否+40Kgとかで出てきたら少し期待してしまいそうな自分がいる。笑

アウトライアーズ(丸田恭介)

前走は展開が向いた。以上
でいいと思うんだけどなー。

まとめ

こうやってみるとチャンスのある馬は多いように感じますが。。。

◎ミッキースワロー
○カレンブーケドール
▲フィエールマン
まではとりあえず決まりかなという感じです。
今の所良馬場想定で、そこまで馬場あれてないよー想定です笑

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