2023年お振り返り
学生から社会人になった2023年。
今年も随分と濃い一年となりました。
社会人になってからも、相変わらず海外へ行く自由人。
自分の中で変わらない部分がありつつも、
人との向き合い方や、仕事への向き合い方は本当に別人かというくらい変わりました。
大きな変化としては、
頭でっかちな独立クリエイター気取りから、
根性論も辞さない事業家に思考がシフトしたことです。
泥臭くて憂鬱なことが、大きな成功には不可欠なんだということを、心底思えるようになりました。
あと、1人じゃほんっとに何もできないんだということを知りました。
辛く、苦しい時間がほとんどを占めた一年。
この苦しさはとても貴重で、大切にしたい感情なので、
今年は、感情にフォーカスを当てながら振り返りたいと思います。
2023ハイライト
今年のハイライトはこんな感じかしら。
1月:💻小売向け広告配信システム開発のPdM補佐として働く(~2月)
2月:🎓卒業論文完成。兵庫~香川3日に一回くらい車で往復
3月:🎓大学卒業確定。
🇮🇳🇳🇵🇪🇬1ヶ月間インド・ネパール・エジプトなどなど途上国海外放浪
4月:🏡渋谷のシェアハウスに入居(ひさびさのお家)
🎤サイバーエージェントに入社。なぜか社長の隣で代表挨拶をした
👨💻新規事業への配属が決まる
5月:🇰🇷マブと韓国爆食旅
7月:🗻富士登山
8月:🌀事業ピボット。また0からのサービス開発。
9月:🇦🇺オーストラリアへワーケーション
10月:💼事業垂直立ち上げのため営業にジョブチェンジ
11月:🇮🇩🇭🇰マブとバリ&香港へ旅に出る。
12月:🌸新サービスのプレスリリース発表。事業部初の受注。
プライベートも、仕事も超充実して、
毎月何かしらハイライトとして書き残せる一年。幸。
平日は本当によく働いて、
気がついたら金曜日になっている、そんな毎日。
土日は気の合う仲間と飲みに行ったり、勉強したり、
週末トリップに出かけたり、
連休見つけたらす~ぐに海外渡航入れてみたり。
そして、また気づけば月曜日。
このサイクルばかりだけど、
それだけで十分だと思えるくらい東京で過ごす毎日が幸せで、
思い描いていた以上に楽しい毎日が送れている。
楽しい毎日のどれもこれもが、共に過ごす人のおかげであり、
一緒に過ごしてくれる人を大切にしようと思う、美しい日々です。
自分でゆうのもなんですが、
振り返るとどうもキラキラしている様に見えて、
なんとなくうまく行っている様に見えてる。
周りからも「こばは社会人になっても自由で楽しそうだね」と言われることも多い。
それは確かにそうで、病んだり・ずっと落ち込むなんてことは全くない。
けど、この一年は正直とても辛かったです。
働いている部署・ポジション共に思い描いていた通りで、
自分のやりたいこと・なりたい姿を実現できる最短距離なのに、
あまりにも未熟で何も成せない。結果が出ていないから成長実感もない。
何もできない自分が情けない。
簡単に変わらない自分を恨みました。
全てが理想からは程遠くて悔し涙を本当にたくさん流した。
もがき、苦しみ、たくさん泣いた1年間。
淡々としている僕でしたが、感情の起伏が大きくなって、涙腺が随分と脆くなりました。
全然うまくいかない社会人生活一年目
4月。
サイバーエージェントに正式に入社した。
資本体力がある会社で、新しい事業を作り、
世の中に全く新しい価値を提供することがしたくてこの会社に入った。
もし叶うなら、気候変動対応関連で新規事業を作りたかった。
⏬気候テックビジネスに興味を持ったきっかけの記事
運よく、自分達が入社する数ヶ月前にGX領域で事業を立ち上げる部署が爆誕していた。「新卒を1人だけ採用するかも」、と聞きすかさず手を挙げた。
配属は希望通り、その部署に。
まさに、この会社でやりたいことができる、理想の環境に、運よくつけることになった。事業ドメインも申し分ない。
腕をぶん回して、意気揚々と働き始めた。
5月。
新規事業の辛さをじわじわと感じ始めた。
新規事業と聞くと、やっぱりキラキライメージが先行していて、ドラマで見る夢物語みたいなことを想像していた。
現実はそう甘くはない。
やることがない。
やりたいことがあっても、やり方がない。
やり方がわからないから、行動ができない。
もちろん結果も出ない。
新卒を新規事業に配属しない理由が、本当によくわかった。
これは、心が折れる(笑)
営業・マーケ・プロダクト開発等ハード面の不足は、もとより、仕事への向き合い方そのものを指摘される日々が続いた。
指摘されることは、どれも本に書いてあるようなビジネスマンとしては当たり前の内容ばかり。
その当たり前が、どれも身についていなくて、
自分がどれほど未熟で、何もできなくて、
ビジネスマンとして相応しくないかを痛感している。
成長痛なんて言葉じゃ足りないくらい、痛い。
この会社で新卒で新規事業やってますというと「優秀なんだね」と言われる。周りからの見られ方と、実情のギャップが広すぎて、言われるたびに心が痛む。
そのレベルで、自信を失い、自己肯定感もなくなり、プライドもズタズタになった。
経験したことないものを、想像し、仕組みにし、とてつもない行動で仕組みの修正をする。文字に起こすとシンプルだが、このとてつもない行動が、本当にとてつもない。(笑)
行動一つ一つをプレイヤーとして磨き込み、その行動をKPI管理する仕組みを作る。いわゆる管理職的な動きも必要とされる。
早く独り立ちして、行動の質の担保・どんな仕事も正しく管理できるようになり、なんでも内木場に任せたら問題ないよねという立ち位置にならないといけないのに、いつまで経っても中途半端なアウトプットで、独り立ちなんてほど遠い。
「求めていることは相当高いよ」と時たま励まされるが、
それでも求められいるものを返せていない事実に、
苛立ち、情けなさでいっぱいで、どうしようもなく苦しくなる。
4月、働き始めてからずっとそんな感じ。
そんな中で迎えた12月。
リリースが出て、受注案件も誕生し、着実に自分も事業部も成長してきた。完全に失った自信はほんの少しだけ回復して、年の瀬を迎えることができた。
この場所で、もがき苦しんでいる今が、いつかの思い出話・笑い話にできるように、24年も必死に食らいついて、泣いて、笑って、目指す場所に立ちたいと思う。
大尊敬で、近くて遠い上司
僕はうまく生きるのは得意で、なんだかんだ雰囲気でこなし、わりかしチヤホヤされて生きてきた。
そんな中、今の上司に出会った4月。
初っ端から、本当にストレートな物言いで指摘をされまくり、秒速で自信を失った。
流石に「雰囲気で仕事をするな」という指摘は応えたw
内木場的、2023の流行語だ。
年は一つしか離れていないのに、
考え方、仕事への向き合い方、スキル的な部分も全部全部程遠くて、
どれだけ頑張っても一向に距離が縮まらない。
自分がなりたい姿そのものというか、なりたい姿に必要な要件ってこれなのかと背中で語ってくれている。
言われることは、至極真っ当な指摘ばかり。
ただ、他の人なら多少オブラートに包むことも、容赦なく包み隠さず指摘してくるので、メンタル的にはかなりくる(笑)
でも、耳障りが悪いことを言ってくれること自体、とても貴重なこと。
一生ついていきたいと思う上司に出会えて本当に幸せだ。
「数年後、アメリカで一緒に仕事しような」なんて話せる上司に会社で出会えると思わなかった。
会社関係なく、少し未来の話も気兼ねなくできる存在。
そんな上司と出会い、一緒に働けていることが、間違いなく今年一番の宝物である。
心の支えたち
物事がうまくいかない時、沼るというか、悪循環に入る感覚がある。
うまくいかないという焦りから、土日もパソコンの前に座り、焦りを掻き消すかのようにインプットをして、仕事をしていた。
そしてリフレッシュできぬまま、月曜日を迎える。
そんな中で、支えとなったのはマブと同期の力だ。
マブたちは、俺がうまくいってないことなんてつゆ知らず、
「バリに行こう」
「箱根に行こう」
「白馬に行こう」
と、いつでもどこでも連れ出してくれる。
仕事を忘れて、気の合う仲間と大笑いする週末に、どれだけ支えられたか。仲間の存在は本当に計り知れない。
そして、事業部の同期。
広い括りでは同じ事業部だけど、みんなやっていることはバラバラ。
それぞれ抱える辛さがあり、明らかに元気ない顔をしている時もあるけれど、ヘルプを素直に出せて、しんどい時はサクッと晩飯へ行き、またオフィスに戻って頑張る。
「あいつも頑張ってるから、やるしかないね」と背伸びせずに思える仲間の背中は、偉大だ。
2024年以降の展望
2024年も変わらず、たくさん働いて、気の合う仲間と愉快な週末を送る。そんな美しい毎日を送れたら、これ以上の幸せはない。
ただ、そろそろ次のステージに向けた準備もしていかないといけない一年になりそう。今の会社で成し遂げたいことも明確になり、「これをクリアしたら次のステージに行こう」という基準ができた。
向こう3年くらいは、だいぶ解像度高く見えてきた。
ただ、かなり背伸びをした道筋を描いている。ちゃんと思い描いている道筋を辿ることができるのか。これからの数年にワクワクしている。
この1年間、大企業の新規事業という過酷な環境で四苦八苦したことが、これからのかなり背伸びした道筋を描くことにつながり、それに対する自分の現在地も正しく把握できている。
今のスキルセット・マインドセットじゃ到底及ばない目標を持ってしまった。けど、地に足ついている。自分をどう変えるべきか、どんな要件を兼ね備えた人になるべきかはかなり捉えられていると思う。
雰囲気で生きるのはやめにして、事実と仕組みに基づいて生きるようにする。
2023年の屈伸から、大きく躍進できる一年にできるよう、24年もクソ充実した日々にさせるぞ!
振り返りおしまい!
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