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【徹底解説】アルビン・ラガンベイ2戦目

おはようございます。
 アマチュアボクシング全国大会二冠、プロボクシングで日本二階級制覇の実績と日本トップで戦い抜いた20年のボクシング知識をより多くの人に知ってもらうメンバーシップと基本を重視しながら戦略面も含めバランスの良いボクシングを伝えるボクシングレッスンを行っている小原佳太です。

 現在このNOTEには僕のボクシング競技歴20年間で勝つために試行錯誤したボクシング理論や経験を投稿していて、更に詳しい小原佳太の拳闘理論はメンバーシップ限定にて公開しています。

 今回の記事では2018.8.9.アルビン・ラガンベイとのダイレクトリマッチを徹底解説。
この試合を【徹底解説】として
・試合前からの作戦
・試合中使った戦術
・試合中の出来事
を小原佳太本人の目線で映像を解説します。


解説

 この試合は前戦でダブルノックダウンの末にKO負けをし、4ヶ月後にダイレクトリマッチにてWBO-APウェルター級級タイトルを取り戻した試合を解説します。
 前戦の徹底解説記事はこちらをご覧ください。

 今回の試合は前戦のKOシーンである左フックの相打ちを改善して完全に左フックを封印しました。
 前戦でKO負けをしましたが距離と技術は勝っていると自負していたので
・相打ちを避けるために距離をとって戦う
・顔の位置を常に変える

を事前の作戦にし、負けた原因でもある日本人選手とは違う
・打ち方

・間合い
に気を付けてアウトボクシングを戦略として戦いました

 前戦では直接の敗因ではないですが、試合が始まる

・オーソドックスだと思っていたらサウスポーだった
ということがありました。
 しかし、今回は試合が始まると
・サウスポーでくると思ったらオーソドックス
で相手が戦ってきたので試合中に私は
「面白いやつだな」
と思え、心は落ち着いていました。

 対戦相手はサウスポースタイルながらオーソドックスでも戦えるスイッチボクサーだったので僕を心理的に揺さぶる目的でスイッチを多用してきましたが私はサウスポーに苦手意識がなく、技術で勝っている自信があったので
・遠い距離で戦うこと
・相打ちを避けること
を意識していてスイッチスタイルには動揺なく戦えました。
ただ、対戦相手の思い切りの良い左フックには恐怖感はありましたので序盤は慎重に戦いましたが前戦同様に1Rでダウンを取りったことが前戦の流れが頭をよぎりました。

 結果は序盤に距離を掌握してカウンターからのラッシュで3R.TKO勝ち。
 同じ相手に2度負けることは引退を意味していたので嬉しいより安心したKO勝ちでした。

メンバーシップ

 これ以降はメンバーシップスタンダードプラン以上限定公開とさせていただきます。
こに記事以外でもよりボクシングを知ってもらう知識を詰め込んでいます。


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僕の知識がボクシングが好きな人に届きますように。