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100万ドルの思い出

じょんのびしていってね!

4/14(日) 得体の知れないものは怖い

数年前からうちを担当してくれている某宅配会社の男性が妙に苦手だ。何をされたわけでも、不備が多いわけでもないので申し訳ないのだけれど……
インターホンで返事をしても無言だからかもしれない。長い髪の毛で目元が隠されていて表情が見えないからかもしれない。置いておいて下さいと言ってもそうしないでチャイムを鳴らしてくるからかもしれない。不愛想で会話が噛み合わないからかもしれない。
ただそれだけのことなのにストレスで、最近は在宅中でも『宅配ボックスにお届け』を選んでいる。
なんでこんなにこの人のことが苦手なんだろうか考えると、得体のしれない感じが怖いのだと思う。そう思うと表情や声色、会話のテンポって印象に深く関わるものなのだと痛感する。

4/15(月) 100万ドルの思い出

毎年恒例のコナンを見に行った。舞台は函館。
わたしの大好きな町であり、わたしの大好きだった人が大学時代を過ごした町でもある。

二度目の函館はその彼と行って、わたしの知らない彼の歴史を辿る旅だった。彼の通っていた学校、住んでいた家、お世話になった人、友人。
「嫌じゃなければ一緒においでよ」とわたしを帯同してくれるのは、この先一緒にいるのが前提だからかなと浮かれたものだった。

せっかくだから夜景も観よう、と彼が連れて行ってくれたのは観光地になっている函館山ではなく反対側からの「裏夜景」と言われるもので、その少しマイナーな場所に連れて行ってくれるのも彼の歴史にお邪魔したような気分になった。
彼がここに連れてくる女はわたしが最後であれ!と願ったりもした。

眼前のきらめきとか、溢れてくる愛おしさとか、わたしを抱き寄せる彼の温度だとか。今も鮮明に思い出せるのに時だけがただ流れて、わたしの気持ちは今も裏夜景に置いてけぼりだ。

2020/7/24

4/16(火) どうでもいい人の声を、どうでもいいと思えるようになりたい

誰かがわたしを評価してくれると、誰かがわたしを嫌いになる。これは仕方のないこと。
昔は全員から好かれなければいけないと思っていたのでこの堂々巡りに毎度傷ついていたけれど、さすがに今は割り切れるようになってきた……はずだったのにな。
『胸が大きいから』?? ハァーーーーー!?!?
いつまでもオタサーの姫でいるお姉さま。あなたには白髪が増える呪いをかけますからね。覚悟しときなさいよ!

4/17(水) 行ったら楽しい、はよくある

ボウリング大会があった。10年近くやっていないしあまり乗り気じゃなかったけど、やってみたらあれ!?なんか楽しい!!
周りも盛り上がっていて、同じチームだった人たちとも「楽しかった~~!」と言い合って汗だくでハイタッチ。
コロコロ期に『わたし飲み会とか実は好きじゃなかったんだ…』と気づいたけれど、ここ最近は『やっぱ人と話すの好きだわ』と気づく。
どちらも本当のわたし。それにしても全身が痛い。

4/18(木) 人生ってやつは得てして間が悪いもの

珍しくピシッとした格好をしなければいけない予定があって久しぶりにヒールで一日中すごした。帰りがちょうど帰宅ラッシュに重なり、尋常じゃない重さのバッグを抱えながら、頼りないヒールで電車の揺れを吸収する。そして昨日よりもひどい筋肉痛(もはや腰痛)のオマケ付き。
こういう時に限って最寄りまで一度も目の前の席が空かない。
人生ってやつはそういうもんさ。

4/19(金) さいはてのあなたへ

友人が勧めてくれた本を買った。
主人公はわたしと重なるところがあったし、主人公が旅先の知床で出会う女性はこの本を紹介してくれたわたしの友人に似ていた。
読み終わったあと居てもたってもいられず友人に連絡すると、「私も読みながら何度もこむぎが浮かんだよ」と教えてくれた。
お互いが物語の中に自分と相手を見つけているなんて、とても素敵なことだと思う。

4/20(土) 人生ってやつは気づくと体重が増えているもの

ここ最近、体重計にのる習慣をなくしていた。いや、あえて乗らなかった。
集中力を仕事に全振りしていたのでカロリーだとか栄養バランスだとかを考えるのが億劫だったのもあるし、色んなイベントや誘いがあってお酒の機会が多かったからってのもあって増えてる確信はあったから。

しかしいよいよ向き合わなければいけない気がして乗ってみると案の定2-3キロ増えていた。
食べたら太る。人生ってやつはそういうもんさ‥‥



仕事マンになりすぎていたので、日記ってどうやって書くんだっけ?モードになっています。

読んでくださりありがとうございました!

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