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最近日本は災害が多くないですか

平成23年(2011年)3月11日におこった東日本大震災が、1150年前の貞観大震災の再来といわれていますが、その貞観年間(859年〜877年)は、日本に次々と大災害が起こったそうです。そこで、ウイッキペディアを参照してまとめてみると、次のような大災害が貞観年間に集中していたことがわかります。
 
863年(貞観5年) - 越中越後地震
864-5年(貞観6-7年)-富士山の貞観大噴火(2年間)
864年(貞観6年) -阿蘇山噴火
867年(貞観9年) - 鶴見岳(大分県)噴火、阿蘇山噴火
868年(貞観10年) - 播磨・山城地震
869年(貞観10年) - 摂津地震
869年(貞観11年) - 貞観大地震
869年(貞観11年) - 肥後台風高潮被害
871年(貞観13年) - 鳥海山噴火
874年(貞観16年) - 開聞岳(鹿児島県)が大噴火。
878年(元慶2年) - 相模・武蔵地震、M 7.4
880年(元慶4年) - 出雲で地震、M 7.0
887年(仁和3年) - 仁和地震(南海トラフ巨大地震)M 8.0 - 8.5
 
これらの災害を見てわかるのは、東北の巨大地震が引き金になって、各地で大地震と噴火が続発したことです。したがって、これらの過去の歴史から、今回[1]も東北大震災から20年くらいは注意したほうがよさそうです。特に、南海トラフ巨大地震に要注意ですね。
 
 
参考
[1] 災害でふりかえる平成 :https://dil.bosai.go.jp/dil/pdf/disasterheisei_chronology_print.pdf
 
 
平成30年(2018年)9月6日  随筆
令和5年(2023年)11月21日 加筆
 
 
*なお、冒頭の「南海トラフ巨大地震」のイラストは、下記のフリーイラストの中のものを使用させて頂きました。
https://www.google.com/search?sca_esv=584099460&rlz=1C1EJFA_jaJP1032JP1032&sxsrf=AM9HkKnXuFT_XgNBTqys5B2wQL6OzaQEoQ:1700521748477&q=%E5%9C%B0%E9%9C%87%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88&tbm=isch&chips=q:%E5%9C%B0%E9%9C%87+%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%B9%E3%83%88,g_1:%E3%83%95%E3%83%AA%E3%83%BC:dKSBQdV5uK0%3D&usg=AI4_-kSeZ89U2Oun3Hb-mmUiMivzpsqFvQ&sa=X&ved=2ahUKEwiTw4CW2dOCAxXE8jgGHQU8BNsQgIoDKAR6BAgLEBA&biw=1280&bih=875&dpr=1#imgrc=Wswy_Gf198z5CM

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