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石井鶴三とフランス語

フランス語講座受講生の皆さん、石井鶴三という芸術家をご存知ですか?信大繊維学部や信州上田市にとっても関係した方です。信大繊維学部キャンパスの中央大通り左手に、繊維学部学祖である初代校長針塚長太郎先生のブロンズ像があります。今コロナでマスクをしていますが(mdr=笑)、このブロンズ像は石井鶴三の作品です。知っていました?また、上田城址公園や上田市役所近くに、石井鶴三美術館(今は石井鶴三美術資料室[1]というらしい)が、大変趣のある木造洋館建ての中にあります。石井鶴三の彫塑や絵画が200点ほど所蔵展示されています。

というわけで、とっても上田に関係ある芸術家なのですが、彼は、フランスに留学したくて、フランス語を独学していたそうです。今年4月にサントミューゼ上田市立美術館[2]で、ミーシャ展が行われましたが、そのついでに常設展示された日本人の作品の間に、石井鶴三が熊本の女性に出した葉書が、展示されていたのを見つけました。表は日本語ですが、裏はフランス語で書かれていました。


フランスにまだ行ったことがないのに、フランス語をかなりのレベルで習得していたようです。写真を添付しておきます。これ、大正6年(1917年)11月30日の葉書のようです。皆さん、フランス語、頑張りましょうね!
 
[1] https://www.city.ueda.nagano.jp/site/kankojoho/15448.html
[2] https://www.santomyuze.com/museum/
 
2022.9.27話題提供
2023.3.8加筆

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