あいうえお作文「し」

「し」
思案橋。私は中小島に住んでいたので近かった。大体町へは歩いて行った。子供の頃なぜ思案橋というか教わった。TVかもしれない。「思案橋ブルース」という曲が流行って以来欄干がそこにある。暗渠になったのがいつなのかはわからない。遊郭がなんなのかわかったのもいつかわからない。欄干があるのに橋はない。それはおかしい。と、出来たはじめは言っていたが今は言わない。ともかく子供の頃出来たのは確かだ。


「じ」
時間割。小学校や中学校で黒板の横に貼ってあった。時間割に追われて過ごしたような。授業を受けることが当たり前で疑いもしなかった。当たり前じゃないんだよなあ。誰かに教えてもらうのは特別なことなんだと気がつくのは歳を経てからか。あるいは私だけかもしれない。体育とか楽しかった。2時限続くと嬉しかった。体を動かすのが楽しい。なんでもよい、球技ならなんでも。体を動かすのが好きだ。


「し、じ」
思案する行かねばならぬ思案橋
授業中こっそり見てる時間割


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