あいうえお作文「た」

「た」
体育。運動能力は真ん中くらい。それでも体育の時間は楽しかった。かけっこや球技は特に。雨の日はどうしていたっけかな。あまり記憶にないが授業の差し替えだったような。屋上の記憶があるのも小学校まででそれ以降はない。屋上でポートボールをした。椅子を二つ用意するだけでよい。女子が背も高く椅子に立つにはいいかもしれない。これ以上の記憶がないということはバスケと同じで私は活躍しなかったということか。


「だ」
大寒。長崎や東京でも寒い。冬、雪が日常の人からすると、何言ってんだお前かもしれないが寒いものは寒い。大寒は1月に来る。コートを着て職場に通っていた。東京の電車は混んでいて冬場はコートの分だけ混み具合が増してくる。立ってぎゅうぎゅうづめの電車に乗っていた。20代の頃は何でもなかったのにいつからか混んでる電車が嫌になった。都心を離れて座れるようになると座席の下から吹き出してくる温風に爆睡した。


「た、だ」
体操は省略して今日はポートボール
駄目ですよ眠っちゃ次で降りますよ