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心を守るために 哲学 本来的自己の回復

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精神医学としての哲学です。 サバイバルからリカバリーへ。
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2023年5月の記事一覧

今日の哲学

デカルト批判
我思う故に我ありは単なる自我の肥大化ではないだろうか?
我ここにいなくても、疑う私がいることは否定できないって屁理屈青年みたい。
懐疑・心的外傷・不安などマイナスなものから人間は始まるとも言えなくもない。

今日の哲学 論文

ヤスパース哲学と精神疾患

〜現実的な実在の受容へ〜

カール・ヤスパースは元々は精神科医である。

ヤスパースは哲学において、科学・交わり・真理・人間(現存在)・超越者に関する問題を提示する。

科学はあくまで道具として利用するものとしている。

※例えばワードプロセッサ、音楽ソフト(DAW)などは貴重なツールである。

(それらは自我をプレイするという感覚である)

人間(現存在)は他者との関

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今日の哲学

開示性とは?

堀辰雄 風立ちぬ 菜穂子より

この勝気な少女は、その間中、一人で誰にも打ち明けられぬ苦しみを苦しみ抜いて、その挙句もう元通りの少女ではなくなっていたのだった。

これが自我障害(自分が自分でなくなるである)そしてそれは泣くほど辛いと医師は語っていた。

俺にも経験がある。

ニーチェの言う苦しみの開示なんて成長しないと完璧にできるものでもない。まあ人間は嘘や秘密を隠しとおすことは

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今日の哲学

外の価値観のことを親教と言ったりする。世間様みたいなもの。マスメディアである。外圧とでも言おうか

精神科医やカウンセラーは外の価値観では動いていない。勝ち組・負け組とか関係ない。

哲学では自己現実と言ったりするけど、要はまず自分で自分を受容できるようにということである。論文には受け入れって書いた。

作業療法は抗うつのセロトニンを出すけど、リスクもある。ツールみたいなもの。

若い人なんか外圧

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今日の哲学

ロシア戦争してるっていうけど、日本のサバイバルとか精神医療なんか二百三高地・旅順攻囲戦みたいなもんよ。

今日の哲学

汝殺すなかれ。昔は当たり前だった教訓が共同体幻想によって破壊さている。
そういうのは刑事事件や民事事件に繋がる。
世間や共同体を信仰するのが罪悪だという認識がこの国ない。
内面悪の固まりとなった国、つまりロマノフ王朝、ドストエフスキーのあおみどろとなりし、崩壊は近い。
猶予はない。

今日の哲学

今日は現代へ
俺は騙されないために哲学を学んだ。もちろんリスクはある。というかそれまでの痛みがそうさせたわけで俺自体がただ単に個人の平和を望んだだけの話だ。
若者に対するアイデンティティの充足とか単純な生き残りの啓蒙はすでにあるが、それだけじゃ敏感な人は生きずらいだろうと思う。20代その生きずらさがずっと続いた。もう生まれて来なきゃ良かったと思った。
内面的苦痛から発生する外部没入ばっかりになれば

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今日の哲学

ヘーゲル・キルケゴールの弁証法に対して交わり(愛しながらの闘い)そのものが弁証法になるとヤスパースは唱えた。
宗教のように孤独に神と対峙する必要はない。ただ自分の存在を超えたものを超越者(ハイアーセルフなど)とした。

今日の哲学

あくまで俺の意見
何事も素直にないって認めないと、ないけどあるにならない。

今日の哲学

長い目で見た方がいい。
今ある世界と自分だけがすべてじゃない。

今日の哲学

アートとセックスでPTSDが治るというのは嘘である。
自分が本当にやりたいこと、つまり最優先事項を発見することで傷は癒える。

今日の哲学

自己と他者の区別がつかない状態だと、集合体(他者)と個人の自我が混在する。要は自分の欲望がホントは他人の欲望だったりする。(反動的自我)

今日は哲学

今日は現代へ
俺は騙されないために哲学を学んだ。もちろんリスクはある。というかそれまでの痛みがそうさせたわけで俺自体がただ単に個人の平和を望んだだけの話だ。
若者に対するアイデンティティの充足とか単純な生き残りの啓蒙はすでにあるが、それだけじゃ敏感な人は生きずらいだろうと思う。20代その生きずらさがずっと続いた。もう生まれて来なきゃ良かったと思った。
内面的苦痛から発生する外部没入ばっかりになれば

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今日の哲学

開示できないのはその事物に傷・トラウマがあるから。
開示できるのはそれが癒えたから。