金山敏憲(高座名は日之出家金助)

1971年11月19日生まれ。札幌市豊平区出身。小樽商科大学卒業。右投右打、階級はミド…

金山敏憲(高座名は日之出家金助)

1971年11月19日生まれ。札幌市豊平区出身。小樽商科大学卒業。右投右打、階級はミドル級。座右の銘は「暗いと不平を言うよりも、進んで明かりを点けましょう。」大学卒業後、広告代理店、道新グループの企画会社、札幌の大通まちづくり会社勤務を経て、現在は札幌大学の広報職員。

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ヨーロッパ雑紀行文(第9回北海道高等学校弁論大会入賞者海外研修旅行)

 ヨーロッパと日本は近くなった。。。研修旅行を終えての最初の感想です。ローマとパリには三越や高島屋の支店がありました。どこの物売りのおじちゃんもお兄ちゃんも「しぇんえん しぇんえん やしゅいね」と日本語で話しかけてきます。街のネオンサインや看板には、日本企業のドデカイ広告が輝いていました。主な観光名所には、必ずといっていいほど日本語のガイドブックがおいてあります。  こんなふうに、一時はどこにいるのか分からないほど、日本語と日本人旅行者の渦に巻きこまれそうになりました。そこ

    • 肝臓の耐えられない英弁大会(「軌跡」第7号より転載)

       これから読んでいただくこの手記にタイトルをつけるすれば(ついているけど)、差し詰め「肝臓の耐えられないスピーチコンテスト」てな具合になるでしょう。英弁大会の練習の疲労、プレッシャー、ストレス、おまけに期末テストが目の前に迫り、肝臓は極限状態に追い込まれたのであります。  事の始めは自分の誕生日11月19日に遡ります。大会当日まで1週間を切ったその日、帰宅して制服を脱いでみると、、、。そこには上半身いっぱいに広がる蕁麻疹があったのです。この日から聞くも惨め話すも惨めな闘病生

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