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今度こそみんな投票に行くの?

コロナ禍で社会が、あるいは一人一人が学んだ教訓は何でしょうか?
私にとって一番の学びは「権力持ったオッサン使い物にならない…」でした。

それから一年半の間に東京では区長選、都知事選、都議会議員選挙がありましたが、立候補者の顔ぶれや投票率はほとんど変わっていません。
政治や行政がこれほど普段の生活に影響を及ぼすということを体感してもなお、選挙や投票に対する皆のモチベーションが湧かないという事実からすると、来たる衆議院議員選挙も劇的な変化は期待出来ないのでは無いでしょうか。

今回もいろいろな人たちが「選挙に行こう」キャンペーンを行っていますが、私の周りで政治や選挙に関する会話量は増えていないし、SNSのタイムラインにも特に変化は見られません。
立候補者の顔触れに大きな変化も感じられないため、国政選挙だから劇的な変化を期待するのは難しいのだと思います。

こんな状況の中で私がオススメしたいのは、手段である政治や行政自体に無理矢理関心を持とうとするのではなく、自分にとって身近なテーマを深掘りしていくアプローチです。
「ここはもっとこんな風になったら良いのにな。。。何で現状はこんな有り様なんだろう?」とか、
「このテーマだけは譲れない!」みたいなコトが見つかれば、それを深掘りしていくだけで必ず政治や行政に行き着きます。

例えば私の場合は教育とジェンダーギャップの解消です。これさえ定まれば自然と政治や行政が目につく(アンテナが立つ、またはピントが合う)ようになり、投票する政党や候補者選びも楽になります。
「何となく変化を期待したいから野党に入れる」や「何となく野党は文句ばかりで政権を取らせても無理そうだから」のように感じて億劫になる人も多いかも知れませんが、自分が譲れないテーマからワンイシューで臨むことで、少なくとも(他の要素や総合的に判断したわけじゃないけど)ココで選んだ。と思えるのではないでしょうか?
そう考えてみるとN国が議席を確保するのもあながちおかしなことではありません…。NHKのスクランブル放送を教育、福祉、経済、多様な社会などに置き換えてみれば何の違和感もなく入ってくるので。

参考までに私は自民党総裁選であれば、ジェンダーギャップ解消の一点のみで野田さんを選びましたし、衆議院議員選挙であれば減税と規制廃止の点で維新→その他の野党→自民党という並びになります。
何故なら、教育やジェンダーギャップの解消に限らずですが、変革を進めていく上で「あほな政府や中央省庁に余計なことをやらせない」というのが大事なので、自ずから減税、規制廃止を重要視することになります。

選挙に行こう!と言われて行く気になる人は少ないと思うので、関心のある身近なテーマを深掘りしよう!そうすれば必ず政治や行政に行き着いて、選挙にも行く気になるかも知れませんよ!
というお話でした。

それでは、ごきげんよう。

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