株主優待のすゝめ

株主優待(かぶぬしゆうたい)は、株式会社が一定数以上の自社の株券を権利確定日に保有していた株主に与える優待制度のこと。

出典:Wikipedia


つまり、株券を持っておけば毎年「自社の製品」や「商品券」などを受け取ることができるという制度です。『毎年』というのがポイントです。1回買って保持しておけば、10年だろうと20年だろうと受け取ることが可能です。
※株を持つ理由としては「値上がり益」「配当金」「株主優待」の3パターンが考えられますが、今回は「株主優待」にフォーカスを置きます。

■利点
・毎年株主優待がもらえる

企業にもよりますが、株価の2%~10%程度の価値があるものがもらえます。銀行の金利と比べると、とてもお得だということが分かると思います。

■どんなものがもらえるの?
・自社製品
・食事優待券、商品優待券
・カタログギフト
・QUOカード、図書券
などなど。会社によって様々です。

■注意点
・株は基本的に単元株で買う必要がある
Yahoo!ファイナンスなどを見てみると「単元株数」という言葉が出てくると思います。株は1株から買うことができるわけではなく、基本的にはこの「単元株数」を買う必要があります。つまり、株価200円で単元株数が100株の株が欲しいとなると、200×100=20000円が資金として必要となります。
・権利確定日まで持つ必要がある

株主優待を受け取るためには、会社が定めた権利確定日(年1,2回)に株券を持っておく必要があります。
・株主優待の内容が変わることがある
会社の業績などによっては株主優待の内容が変更されたり、株主優待自体がなくなってしまったりする場合があります。
・株価が変動して損をする場合がある
3000円分の優待を貰おうとしたら、株価が5000円近く値下がりして結果的に損をしてしまったということはありがちな話です。業績が悪かったり、将来性があまりない企業の株は持たないことをお勧めします。もちろん、優待をも貰えて株価も値上がりすることもあるので、企業選びは慎重に行いましょう。

こんなに注意事項があると難しいかと思うかもしれませんが、企業選びさえしっかりすればそこまで大きな失敗は起こりません。これから成長していきそうな企業や、自分が応援したい企業に投資してみましょう。多少のリスクはあるかもしれませんが、その分のリターンは必ずあるので、余剰金がある人はチャレンジしてみてはどうでしょうか?
次回は、私が実際に持っている(持っていた)株について書けたらなと思っています。
※株は自己責任でお願いします。

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