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【石川編】2回目の旅におすすめのスポット&グルメ

先日、友人2人と石川、福井旅行に行ってきました。この2県は昨年一人旅で訪れていたのですが、今回せっかく誘っていただいたので2年連続2度目の石川・福井旅を楽しんできました。はじめは正直2年連続で石川福井て、そんなにやることあるのかな、とか思ってましたが、とんでもない!2度目の訪問でもまだまだ全然楽しめる!北陸新幹線の福井県ルート開通(!)を来年3月に控えている北陸エリアは、今後ますます身近な旅行先として選ばれるようになっていくことでしょう。

というわけで、今回は2回目の旅で訪れたい石川・福井のおすすめスポット&グルメ【石川編】を個人的な思い出とともにご紹介したいと思います。ぜひ次回の旅のご参考にしてください!


石川県のおすすめスポット

1回目ならやはりここ!~有名どころは外せない~

石川県の有名観光スポットはその多くが金沢駅周辺に集まっており、一人旅やちょっとした旅行でも楽しみやすいところが魅力です。兼六園金沢城跡東西茶屋街21世紀美術館…などなど、写真映えもよく若者にも人気の観光スポットがたくさんあります。私も1回目の石川訪問はこれら有名どころを、写真を撮りながら歩き回りました。なかでもひがし茶屋街はお洒落なお店やグルメなお店が立ち並び、1度来ただけでは遊びつくせないと、2回目に訪れても思いました。

しかし、これらの観光地はあまりに知られすぎていて人も多く、写真も撮り尽くされてしまっています。どの角度から写真を撮ろうとしても他人の顔が写りこむし、良い画角でオリジナリティのある写真を撮るのは至難の業です。

もちろん1回目の旅ならそれでよし。皆が行く観光地で皆と同じような旅行を満喫しましょう。ただ、せっかく2回目に訪れるならちょっとひねった場所に行ってみたい。


2回目の石川おすすめスポット①-妙立寺

妙立寺(みょうりゅうじ)は、忍者寺とも呼ばれる江戸時代に建てられたお寺です。異名のとおり、寺の中には当時の知恵と工夫が詰まったカラクリがたくさん。事前予約制で、当日は十数人のグループに1人のガイドが付いて、ツアー形式で寺の中を案内してくれました。私の時はベテランのおばちゃんガイドが案内してくれましたが、とにかくしゃべりと仕掛けの見せ方の完成度が高い(笑)。ガイドさんが何か紹介するたびにお客さんみんなで「おー」と言いながら回り、最後には拍手が沸き上がっていました。

日本語のわからない外国人観光客には、写真と外国語の説明付きの冊子が配られて、それを見ながら回っていました。

それなりに多くのお客さんを捌いているのでツアーのテンポがよく、自分のペースでゆっくり見て回れないのは少し残念でしたが、ほぼ建てられた当時のままの一風変わったお寺の中を歩いて回る体験は他ではなかなかできないのではないでしょうか。堂内は撮影禁止のため、インスタなどでは紹介されにくく、そこに行った人しか見られないおもしろ寺の歴史と仕掛けは必見です。


2回目の石川おすすめスポット②-ハニベ巌窟院

石川2周目旅、本命中の本命、その名もハニベ岩窟院!ここを訪れてこそ石川県旅行マスターと言えよう。どんなとこか。まず検索してみてほしい。どうですか、この不穏な検索候補(笑)。なんかワクワクしてきませんか?

「ハニベ岩窟院」で検索すると…

そして、いざそこへ行ってみると、突然の巨大な顔!
当初は「ネタ枠」として小バカにしながらここを訪れたのですが、これを見て沸き上がる好奇心を抑えられず、車を降りて早速入場しようとしたのですが、なんと残念、営業時間に間に合わず泣く泣く引き返すことに。

しかし、ここまできて、これを見てしまって、諦めるわけにはいかなかった私たちは計画を変更して旅の最終日に再び訪れることにしたのでした。

さて、感想はというと、車に戻るときには言葉では言い表せない複雑な感情になっていたということです。ほんとに、なんというか、不思議というか、怖いというか、神秘的というのか、謎が多いというのか…。おもしろいっちゃおもしろいんですが、たぶん一人で行ってたら呪われて泣いてたんじゃないかって思うくらい不気味さもあって…。一応ここは順路見たいのがあるんですが、もし訪れたらぜひ最終地点まで行ってみてください。個人的に例えるならば、伏線を張るだけ張って最終回まで回収されずに打ち切りになった漫画を読んだような虚無感を抱きました。

クソデカ大仏。遠近感がバカになりそう。

ここまで読んでくださった皆さん、どうですか?
ますます行ってみたくなってきたでしょう?
気になって夜も眠れなくなったあなたは今すぐハニベにGO!

一応、一緒に旅をした友人がハニベの詳細なレポートを書いてくれているので、事前に内容を知っておきたい方はこちらの記事をご参考に。
↓↓↓

石川県のおすすめグルメ

1回目ならやはりこれ!~新鮮な海鮮に舌鼓~

金沢でも屈指の人気を誇る観光地、近江町市場は、とれたての海鮮をその場で楽しむことができます。近江町市場で食べられる有名な海鮮と言えばやはりノドグロ。海鮮丼や寿司を楽しみにする人の行列が絶えません。

しかし、石川は新鮮な魚だけじゃない!

ハントンライス~これぞローカルグルメ~

石川の美味な海鮮を楽しんだら次はこれを食べてほしい!
ハントン」とは、ハンガリーとトン[thon](フランス語で「マグロ」の意味)を組み合わせたのが由来らしいですが、実物はハンガリー要素もマグロ要素もありません(爆)。このなんとも絶妙なネーミングがまたローカルグルメっぽくて好きです。

味はというと、まあ普通にオムライスです(爆)。ただこれと同じお皿に野菜と魚のフライが乗っかってて、すごくやんちゃな見た目をしてます。Google Mapの口コミで「大人のお子様ランチ」と表現されていましたが、これはまさに言いえて妙。どこか懐かしく童心を思い出させるワンプレートをぜひご賞味あれ。

見た目がやんちゃなハントンライス

石川は2回来ても楽しめる!

いかがだったでしょうか?
同じ土地を再訪する醍醐味は、前来た時とは違った新しい発見があることだと思います。1回目の旅ではどうしても自分が目的としていたものや、観たことのある有名なものに目が行きがちですが、2回目の旅では「まだみんながあまり知らないところに行ってみよう」とか、「あ、こんなものもあったんだ!」とか、2回目ならではの楽しみ方があることに気づきました。何度も訪れるたびに表面的な観光旅行からディープな旅になっていきますね。

最後に、ハニベは確実に2回目以降に行くといいと思います。1回目にどうしても行きたい場合、少なくとも「石川県の観光地」として行くと石川県のイメージが歪んでしまうと思うので、ハニベと金沢観光は分けて考えるといいかなと思います。なんか、あそこだけ違うので。世界観が。

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