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2023年に観た映画をふりかえる

これは今年中に書き残しておかなきゃ!と思ったのでさらっと書きます。

今年映画館に観に行った映画はこちらの6作品。

1/8    THE FIRST SLAM DUNK
1/30  かがみの古城
5/7    ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー
5/28  名探偵コナン黒鉄の魚影
7/30  君たちはどう生きるか
8/20  マイエレメント

基本的にはアニメ映画で人気度の高い作品を観に行くようにしています。こう振り返ってみると、今年もなかなかのヒット作が生まれた年になりましたね。

今年一発目の映画はスラムダンクを観に行きました。
鬼滅のヒットでアニメ映画の映像のクオリティが一層求められるようになり、ワンピースで音楽と映像の迫力への期待値が上がる中、こちらの作品はそれとはまた一味違った素晴らしさをもっていました。細かい技術的なところはわかりませんが、人物の動きとか映像の躍動感など、アニメ表現の新しい道を切り開いたなぁと思いました。スラムダンク世代というには生まれるのが少し遅かった世代にはなりますが、十分に楽しむことができ、幅広い世代に支持されたというのにもうなずけます。

かがみの古城は、有給を取って観に行きました。本屋さんでたくさん宣伝されていたのと、なんか純粋に楽しめるアニメ作品が見たいと思って行ってきましたが、期待通りすごく素直でわかりやすい作品で、観終わった後はすっと心が晴れるような気がしました。まったく小説のほうは読んだことないまま観に行ったので、映画を観ながら作品の伝えたいことを考察していたのですが、最後にその辺の伏線をすっきりと回収してくれて心が浄化されました。

マリオは、まあ別にいいかなと思っていたのですが、誘われたので観に行きました。ポップコーンを買うのにめちゃめちゃ時間がかかって、最初の数分見逃したのですが、全体としては問題なし。これは内容はもちろんふつうに面白いんですが、やっぱり観る人を惹きつけたのは無数にちりばめられた小ネタでしょう。小学生の頃ひたすらファミコンのマリオとDSのニュースーパーをやりまくっていた身としてはテンション爆上げでした。これは本当にさすが任天堂様!という感じでエンターテインメント界における大成功事例として今後も語り継がれることでしょう。

コナンは、ここ最近は一年の半分以上上映されているようなイメージがありますね。はずれなしの鉄板アニメ映画です。コロナの少し前くらいから公式YouTubeで1話から無料公開が行われて、そのころに遅ればせながらコナンデビューしました。去年から映画館で観るようになりましたが、今年はサイバーセキュリティがテーマになってましたね。仕事柄そういった業界に片足を突っ込んでいるのでかなりリアリティを感じることができて面白かったです。

そしていろんな意味で今年の話題作、君たちはどう生きるか。観てる途中も「?」でしたが、最後まで見たうえで「?」でした。ただ、「なにかすごいものを見たなぁ」とそんな気分になってしまうわけで、そこはさすがジブリ、さすが宮崎駿という感じですね。Twitterで観た人の感想とかをチェックしてたんですが、「考えるな感じろ、な映画でした」というのが一番よくこの映画を表した感想だなと思っています。たぶん相当考察しがいのある作品だとは思うのですが、自分の理解力、および背景知識がなさすぎるので現状ではこの作品はかみ砕くことはできません。残念。

今年最後に観たのがマイエレメントでした。8月に観て以来映画館言行ってなかったんだなぁ。こちらはディズニー作品ですね。自分自身ディズニー映画をあまりちゃんと見たことがなく、おそらく映画館でディズニー作品を見たのはこれが初めてだと思います。感想は良くも悪くも期待通り!ディズニーは決して期待を裏切りませんね。ただそれ以上でもない。なんとなくハッピーエンドを予想できてしまうのでストーリーの面白さとしては期待通り。この作品のすごさというのは映像のきれいさであり、これはディズニーの映像技術だからこそのクオリティだなというのはまじまじと感じました。元素のキャラクターがメインなわけですが、水とか炎とかの映像表現が本当にすごい。これどういう物理演算をしながら作るんだろうと、技術の高さに圧倒されてしまいました。個人的にはもっと人種とか分断のほうにフォーカスをあてて展開してくるのかな、と興味を持ってしまいましたが、その辺はあっさりと。元素のキャラクターというのも、日本ではポケモンはじめさんざんやってしまっているのでそこに新鮮味はなかったですね。


今年の個人的ベスト映画は『かがみの古城』です。
一人で観に行ったというのもありますが、純粋に作品に向き合えたなと思っています。年のせいか、最近は、子どもの純粋な感性とか、子どもならではの世界の見え方・感じ方、子どもだからこその感情の揺れ動きみたいなものに心が動かされやすく、この作品はそういった部分がストレートに表現されていて、純粋に「いいなぁ(語彙力不足)」と思いました。


以上、今年観た映画の感想でした。
みなさんの観た映画はありましたでしょうか。
来年も数作品は映画館に観に行くと思うので、また感想が書けたらいいなと思っています。

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