一期vividbirdの思い出<後編>
あれから一週間が経っても、心の整理なんてものはできない。それでも流れていく日々。何も変わらない日常を過ごしてる。
僕は2週間~1ヶ月おきにライブへ行っていたので(数えたら年間16回だった)、きっと来年の1月頃、いつになっても行きたいライブがないことに気付き、そこで虚無感に心を痛めるんだと思う。
良かった探しは得意な方だと思っていたけど、今回ばかりはちょっと無理がある。無理やりひねり出しても浮かばない。ただ、真子ちゃんとレンちゃんがグループに残った事は前向きに考えていきたい。多分、6人とも同じ気持ちは共有しているんだと思う。その中で、2人は少しだけ「皆と過ごしたvividbirdを残したい」「素敵な曲たちを歌っていきたい」という気持ちが勝ったんじゃないだろうか。
まだ迷ってる気持ちもあるし、これからどうなるか分からないけど、ビドバファンは辞めたくない。2人が諦めないなら、僕も諦めたくない。これが今の正直な気持ちだ。
あまり語ってもしんみりするだけなので、本題へいこう。
長谷村玲夏
玲夏ちゃんと話しに行くとたいがい何かしらが起こるので、5回全てが印象的な特典会です!と言いたいところだけど、やっぱり11/16。
初特典会の時、玲夏ちゃんが手でハートを作って待ち構えていたのに、僕が恥ずかしがって結局謎ポーズになってしまった。そんな経緯があったので、この日は自分からハートで合わせようと提案したら、玲夏ちゃんの方から「こっち(2人で作る方)じゃなくていいの?」と真っすぐな瞳で言って来た。玲夏ちゃん推しのオタクたちはこの目で落とされたんだと確信するには十分だった。
「今日は来てくれてありがとう」「笑っていてくれてありがとう」と言ってくれたんだけど、本当にそれを言いたいのはファンの方なんだよ。ずっと一緒にいた皆の方がよっぽど辛いだろうに。それでも10何回とステージに立ち続けるのに。サイン有りなのに、サインも書かずに話す僕の方をずっと見つめて話を聞いて、そのままの眼差しで想いを話してくれて。最後は大急ぎでサインを書いてた(笑)。
不器用なくらい誠実な人だとは感じていたけど、この日は特にそれを感じた。生きていてあんなに目を見て話されることってあんまりないよ。その感性、感覚は大事にしていって欲しい。10年後も20年後も持ち続けていて欲しい。またね!
三橋真子
いつも大事なところをはぐらかされている感じがするけど、あの日は特にはぐらかされた気がする。どの日か言ってしまうと、誰にでも調べられてしまうので、あえて言いません。noteについての話。答えがわかるのは「Just two of us」って事で。
という話を書いてしまったら、この日の話はあまり掘り下げられないので、もう一つ。
11月2日、この日は新曲「私中毒」の感想や、歌詞の考察について話をした流れで、収録の際の裏話を教えてくれた(表に出てない話なので詳細は伏せる)。めちゃくちゃ意外だった、というかその可能性を考えた事すらなかった!
話せるところでは、「Just two of us」は「私とあなたの2人という気持ちで歌ってるよ」とアイドルとして模範的な回答をもらった。真子ちゃんは自分の強み、個性がわからないと言うけど、理想のアイドル像がしっかりあって、それに沿ったファン対応をしている印象が強い。こういうのは自分ではなかなか気付かないものだから、気付いた時には積極的に伝えていきたい。
毎回note楽しみにしているので、ライブ活動がない間も他愛のない日々の話を書いてくれると嬉しい。と書いていたら、12月8日に復活してくれた。
歌詞考察真剣部なので、今度新曲が出た時にはまた歌詞考察のお話をさせてください。
大塚レン
11/2の特典会の時、終盤という事でお疲れだったのか、僕の○○良いよね、○○好きなんだよね~というのが何かツボに入ったのか、「大塚レン」ではない誰かが出てきたように見えた。すごくモジモジしていた。
最初の特典会の時もそうだったんだけど、そういう時に僕自身が気の利いた言動が出来なかった。これはこれで楽しかったんだけど、あそこでもう一歩踏み込みたかったなぁ。
この半年を通してもっと考察するべきこと、話すべきことがあった。サビ終わりのロングトーンを任されてるのは信頼されてる証拠だ、とかレンちゃんの歌が一番パワーを感じるとか。本人の前では言えてなかった。
実はレンちゃんの特典会にはもっと行きたかったんだけど、自分がデレデレするのを抑える自信が無くて行けなかった。何も制御しなかったら、レンちゃんの歌が一番上手いと思っているし、緩みきった顔で「歌良いよ」「かわいいよ」って延々と言っているかもしれない。
そうしたら、高い確率で隣にいる推しメンから「は?何こいつ!」って思われること請け合い。そもそもアイドルに対して「かわいい」とか「好き」とかあまり言わないこのオタクにも責任がある。
今になってレンちゃんがほぼ「ふんふん!」「会いたい!」みたいな短文でしかポストしない理由がわかったかもしれない。これは次回までの宿題だ。レンちゃんの事をもっと知りたい!
倉田くむ
くむち休養後にビドバにハマったので、実は4回しか特典会に行けてなかった。でもその割には僕に対する解像度が高いし、何度も会話している気がする。本当に人の懐に入るのが上手いんだと思う。オタクの話を聞く態度に、自分が話す時の態度がずば抜けて良い。一般企業に就職するなら受付とか営業とかめちゃくちゃ向いてるんじゃないだろうか…。
他のオタクに話を聞いてみても、「初対面で既に認知されてた」「名乗らせてもらえなかった」などの喜びの声が寄せられている。これがオタクとアイドルが逆なら「オタクのチェキポスでよく見てた」「○○君が好きなアイドルだよね」でわかるんだけど、アイドルがそこまでオタクを認知しているというのが驚きだった。こういう言い方で良いのかわからないけど、オタクを推しているんだと思った。
印象に残っているのは、革命の刺繍Tシャツを着ていた僕を発見した時(9/28)にめちゃくちゃ嬉しそうにしていて、「このTシャツ私の中で話題になってたんだ!」と言ってた。ビドバの事も、アイドルの事も、オタクの事も大好きなんだろうな、というのが伝わって来た。
ちょこちょこポス消しするところも含めて好きです。
小田切悠
一見クールに見えて、めちゃくちゃ人情家なんだろうと思う。喜怒哀楽はすぐに表情に出るので、ご機嫌が良い時は目が細い。
これは反応に困るだろうから一部のオタクにしか伝えてないんだけど、その目を細める笑い方とか、会った時に「あつし~」って呼びかけて来るところとか、(以下、聞きたい人はDMでも何でも僕に直接聞いてください)
特に印象に残っている特典会は10月のCrestで、ポニテっぽい髪型にしていたのが鳥の尾みたいで可愛かったので(昼はエクステ未使用)、素直に「今日髪型かわいいね」って声をかけた。
そしたら、漫画みたいなジト目で「陽凪さんと同じだからでしょ~」なんて意地悪な事を言ってきて、僕がいかに陽凪ちゃんの髪型とは違うかを力説したのをガン無視でサインを書き始めた…。僕はこの日の事を未だに根に持ってます!絶対に許さない。
でも、悠ちゃんの方も僕に対して許さないことは幾つかあるだろうし、許さない=嫌いになったという訳でもない。
ステージで「音楽を作る」ことに対する高いプロ意識とは裏腹に、特典会では正直に嫌な顔もするし、すねるし、そのアンバランスさに人間味を感じてた。
梅崎結由
僕は特典会で推しメンのみグルグルするタイプではなくて、余裕があったら他のメンバーを回るタイプ。なので、実は全ての現場通して3週したのは梅ちゃんだけだった。お笑いに漫画にアニメに…梅ちゃんとはエンタメの好みの傾向が似ていると思うので、その話を始めたら延々話していられる気がする。しかも、梅ちゃんの特典会は毎回密度が濃いんだよね。チェキポスしてても会話の半分どころか1/3も書き切れてない。純情な感情は空回り。
11/16の特典会で本当にやろうとしていたのは「炭酸飲料を一気飲みしてゲップをせずに梅ちゃんのかわいいところを10個言います!」というネタ。オタクから「ハイキングウォーキングは古い」「ゲップが出たら引かれる」という指摘をされたのと、特典会がステージで近くに機材もあったのでやめました。ライブ後という事で、単なる「片足立ちをしながら梅ちゃんのかわいいところ10個言います」がめちゃめちゃキツかった…。
その時挙げたのが以下。たぶん一個くらい違う気がするけど、梅ちゃんも正解覚えてないだろうからいいか(笑)。
1.毎回髪型がこっててかわいい
2.アクセサリーのセンスがいい、かわいい
3.顔のパーツの配置がかわいい
4.まつ毛セットしてるのかわいい
5.目がぱっちりしててかわいい
6.笑いと目が線になるのがかわいい
7.笑うとえくぼができるのかわいい
8.猫口がかわいい
9.眼鏡をかけててもかわいい
10.コスプレしててもかわいい
オチ 黙ってたらもっとかわいい
サインも書かずにじっと見守りながら一喜一憂してくれて、オチにはちゃんと「おい!」とツッコミしてくれた。僕はここでビシッと突っ込んでくれる人しかイジらないので(という謎のこだわり)。あと199,999,990個言えてないし、緑の全身タイツも着れるんだけどなぁ。これでお別れか~。
自分からガンガン喋るのはコミュニケーションが苦手だったり、不安なことがある裏返しなのかな、と思ったこともあるけど、真相は謎のまま。聞いてもまともに答えてくれないだろうけど。
最後に、今のようなnoteライターあつし(魔法少女ではない)が生まれたのは主に真子ちゃん、梅ちゃんの影響だったと思う。レンちゃんと悠ちゃんもやってたけど。
ビドバを広めるために何ができる?って考えて書いていたのも本当だけど、やっぱり一番の理由は皆が楽しそうに書いていたから、自分の同じように楽しみたかったからなのかもしれない。ありがとう。
次に会った時はお互いに笑顔で「ありがとう」と言おう!