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イースターと穀雨

次の日曜日4月17日はイースター。

日本では、認知度の低いイースターですが、キリスト教圏の国ではキリストの誕生日を祝うクリスマスよりも大事なイベント。
そもそもイースターとは、十字架にかけられて亡くなったキリストが、その3日目に復活したことを祝う「復活祭」。
宗教的にもとても意味のある日で、イースターを祝って、学校が数週間休みになる国もあるそう。

https://www.glico.com/jp/health/contents/easter01/

日本で根付かない理由は、キリスト教のイベントだからというより、日にちの決め方が複雑だからでしょう。

ハロウィンは毎年10月31日、クリスマスは12月25日と決まっていますが、イースターは日にちが定まっていません!
決められているのは、「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」

同上

「春分の日の後の、最初の満月の次の日曜日」っていつだよ?って気分になりませんか?私はそうでした。

まず春分の日は3月20日か21日。(年によって違う)。
その後の最初の満月・・・?もうココで嫌になる。「答えをとっとと教えてよ」って思ってカレンダーみると、今年は4月17日でした。

こんな複雑な日にちの決め方では、周りにその日を熱心に祝うような人がいなければ、関心も湧きません。

まぁそれはいいとして、日曜に復活して、その三日前に亡くなった。つまり木曜日に十字架に張り付けられて亡くなったのです。
金曜日、土曜日が過ぎて、次の日曜日にキリストは現れた、ということです。今日が木曜日ですね。今日殺されたのです。

新約聖書ってそんな短期間の話かよ?ってちょっと驚きますが、キリストの人生駆け抜けっぷりは異常ですね。まぁ救世主ですからね。
4使徒によるキリスト伝は、1カメ、2カメ、3カメ、4カメを使った、ライブドキュメンタリーって感じ。

そういえば、仏陀の生まれた日を祝う花まつりも4月8日でした。

一方、中国の季節の暦では、4月20日から穀雨に入ります。雨が多い時期となりますが、お陰で穀物・野菜・果実を含む植物が急成長する時期なのでこちらもまた嬉しいですね。

頂けるなら音楽ストリーミングサービスの費用に充てたいと思います。