ジェームス・チャンス&ザ・コントーションズ「Contort Yourself」
こんばんわ。今夜もオススメ音楽です。
昨夜がニューヨーク・シーンのグレン・ブランカだったので、同じくニューヨークのノイズ/アヴァンギャルドのミュージシャンを紹介します。ジェームス・チャンス・アンド・ザ・コントーションズです。
ジェームス・チャンス&ザ・コントーションズ「Contort Yourself」
ダイナミックなジャズ・ファンクのリズムに、チャンスのパンキーなシャウトと無軌道に拭き散らかした感じのサックスが乗っている曲です。Contortというのは「ゆがめる」という意味ですね。白いジェームス・ブラウンの趣があります。
そうそう、ファンを殴った逸話があります。アントニオ猪木みたいですね!?
イーノもやっぱり殴られたんでしょうか?冗談はともかく、この『ノー・ニューヨーク』というコンピレーションが、エポック・メイキングなアルバムでした。
この頃のニュー・ヨーク・シーンは、ニュー・ウェーブもあり、ファンクもあり、レゲエもあり、ヒップホップやハウスの胎動期でもあり、混沌とした中に色々な組み合わせが実験的に行われていた印象があります。
コントーションズは短命なバンドでしたが、コントート・ユアセルフという名曲を残したことで、後年トータスのジョン・マッケンタイアがキュレートした「オール・トゥモローズ・パーティーズ」というフェスティバル(2001-2002)に招かれました。
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