見出し画像

ベックの横ノリソング「ビアカン」

こんにちわ。選挙結果はなかなか興味深かったです。立憲は枝野さん代表辞任とのことで、新しい人の出番ですね。今までは枝野党の趣が強かったので、良いと思います。

今日は音楽の紹介です。

ベックのビアカンです。ベックはデビュー以来、こういった感じの横乗りソングを時々出すんですよね。シングルBサイドにぴったりって感じの曲。

これはメジャーデビューアルバム「ルーザー」収録です。

モダン・ギルト(Modern Guilt)に入っているユースレス(Youthless)という曲を聴いたときは、「ビアカンだ」とパッと思いました。

なんとなくベック流のR&Bだと思っています。ユースレスは、UKガラージ/2ステップ系っぽくも聴こえます。ベックがキレキレで踊ってる姿が目に浮かぶ気がします。実際のステージでは、全然出来ていないブレイクダンスをしていたのですが、こういう曲ではスタイリッシュにキメた踊りをしていそう。

グエロ(Guero)では、「ヘル・イエス」で少し近い横ノリな曲をやっています。

3曲とも裏にスネアが入るアフタービートの、少しもどかしい感じが好きです。

ベックのヒット曲は、ヒップホップであれロックであれ、基本的に縦ノリだと思うんですが、アルバムに1曲くらいコンスタントにこういう曲が挟まれています。

一人で曲を作るシンガーソングライターは、どうしても作品を重ねるにつれ煮詰まってくるものですが、これらの曲はベックも楽しんで作っている感じがして、何度聴いても好きなタイプの曲です。名曲というのは憚られるけれど、間違いなく佳曲です。

ベックはルーザーもミッドナイト・ヴァルチャーズも良いですが、私が一番好きなのはミューテーション。レコードで持っていたので、ターンテーブルの回転数を下げて愛聴していました。(標準より遅くした方が良く聴こえた)

シー・チェンジはミューテーションの延長に思え、ストリングスが入ってゴージャスになったなぁという印象。それとグエロも何気に良盤だと思います。モダン・ギルトも。つまり大体素晴らしいってことですね。

ベックは、自分の音楽遍歴に一番影響を与えたミュージシャンです。

ところで「ベック」のアクセントを「ク」に置いてしまう癖が治りません。確か英語では、子音のみのところ(Beckのck)にはアクセントが来ないルールなんですが、語頭のアクセントがどうも馴染めず。

海外の音楽に詳しい人(日本人)と喋っていて、自分のベックのアクセントが明らかに違うことを発見した時は、少し恥ずかしかったです。まぁ今も治ってないのですが。

日本語の場合、俳句(Haiku)なら句(ku)にアクセントをつけますし、節句(Sekku)も句(ku)ですよね。別所さんという名字ありますが、所(syo)にアクセントで、BessyoのBe(Be)にアクセントは置けないですね。月賦やゲップも語末です。

英語って頭にアクセントのある語が多く、勢い込んで口を開かないといけない気がします。日本語は全般的に尻上がりなのでしょうか。Dog、Cat、Cook、Bag、Make、Cake、Micなんかもそうで、そう考えると自分、全然発音出来てないですね。

頂けるなら音楽ストリーミングサービスの費用に充てたいと思います。