働いてたコンビニがブラックだった話

大学生はバイトしないとね、kntです。今回は僕が働いてたコンビニの話です。今にして思えばなぜすぐ辞めなかったのか…。ブラックと言っても給料の話ではありません。

1.初めてのアルバイト

 大学進学に伴い一人暮らしすることになりました。入学式を終え、同期との初顔合わせも済み友達もできました。履修登録も済み、少しずつ生活に慣れてきたのでバイトを始めようと思いました。といっても特にやりたいこともなかったため近所にあったコンビニに応募してみました。やりたいわけではないけれど、接客業の方が後々役立つかなと軽い気持ちでした。面接は緊張しましたが特に問題なく採用して頂きました。

学校もあるので平日は夕(19時~24時)、土日であれば夜勤(0時~7時)も可で週2,3回とお願いしました(←重要)。

店長もこの条件で納得してくれました…してたんですが…。

2.アルバイトスタート

 面接の翌日からアルバイトスタートです。初めて働くので非常に緊張しました。仕事は基本店長から教わりました。…この時点で違和感を覚えるべきだったのかもしれません。何故自分のシフトの時に必ず店長が居るのか…。とにもかくにも必死に仕事を覚えました。どんどんメモしました。結構怒られましたが、なんとか2週間で夜勤の仕事含め大体の仕事は一人で出来るようになりました(度々メモを見返すことはありましたが)。一番苦労したのはタバコの種類ですかね。普段吸わないのでタバコの種類なんて全く分かりません。コンビニのタバコはお客様が番号で選べるようになってますが、中には品名でしか言ってくれない方もいます。お願いだから番号で言って…。話がそれましたが、とりあえず独り立ちし、次回のシフトからはいよいよフォロー無しです。さあ、頑張るぞ!

3.働き手が少ない

 うちは一度に2週間分のシフトを提出する形でした。シフト希望表が壁に貼られていて、その紙に全員の名前とシフト欄(曜日と朝、昼、夕、夜)が用意されおり自身が入れる箇所に○をつけていきます。このとき始めてちゃんとシフト表を見ました。名前としては17人くらいあったんですよ(店長含む)。そのうち夕、夜勤に○がついてる人数は…

夕:6人

夜:3人

                              ………あれ?

もちろん、僕と店長含んでの人数です。他店のコンビニ事情を知らないのであれですが、これはヤバいと思いましたね(笑)。夜勤3人ってなんだよ…(´・ω・`)。しかももう一人の夜勤は就活でほぼ居ない状態…。そりゃ店長が仕事教えてくれる訳ですわ。他に教える人いないんだもの。さらに、どうやらばっくれて既に居ない人もシフト表に含まれていたようで朝、昼もカツカツなようでした。夕勤はまだ人がいるのでヤバいのは夜勤。これは週に夕勤0~2回に夜勤1,2回なシフトかなぁと思ってました。 そんなことはなかったですが。

 4.週3勤務?なにそれ?

 シフトが決まりました。平日夕2回、土日夜勤2回の週4回…。さっそく希望が破られました。店長に確認しても「ごめんね、人居ないから、でも稼げるよ。」で終わりです。まあ確かに稼げるし、予定より1回多いくらいならなんとかなるかと軽い気持ちで納得してしまった自分を殴ってやりたい(´-ω-`)。まあ大学はまだ忙しくないし、なんとかなってましたが。

…気がつけばは夕3、夜2の週5勤務シフトが紛れ込むようになってました。さすがに周囲の方々からも「大丈夫か?」と心配されるようになりました。大丈夫じゃなかったですね。更にここでもう一人の夜勤の方がシフトに一切入れなくなりました。これで夜勤は僕と店長のみに…いや、ムリムリ(ヾノ・∀・`)。

5.平日も夜勤

 夜勤が超カツカツになり、店長のガ○ジムーヴが始まります。元々土日は夕勤のシフト希望が少なく、店長が入ることが多かったのですが、そこに僕を入れる案を出してきました。つまり土曜であれば、夜(0時~7時)働いたあとに夕(19時~24時)働けと言ってきたのです。1日12時間労働です。なにこれ?さすがに文句を言いましたが、怒鳴られて強引に決まりました。もう土日に遊ぶ余裕はありません。さらにここからなんと平日も夜勤に入れられるようになります。どゆことなの…。店長曰く、「夜勤した後大学行って終わってから寝れば良いだろ。」…どゆことなの()

これで平日は家での睡眠4、5時間、大学で合間に居眠りな生活です。

6.バックレ

 平日夜勤、週5,6勤務が当たり前になってきた頃、大学も忙しくなってきました。レポート課題やテスト勉強の必要があり、いよいよ追い詰められてきました。実際かなりやつれていたようで、友達からも心配されるようになってました。かと言って辞めるとバイトの皆に迷惑がかかると思いなかなか踏ん切りがつかず…。しかし、バイト仲間の同じ大学の先輩でもあった方が相談に乗ってくれ、バックレることに決めました。その際のシフトの穴は先輩が埋めてくれることになりました。そして決行当日、メールで辞める主旨のメールを送りバックレました。電話がめっちゃかかってきましたがもう無視です。メールで「無責任だ」みたいな説教を受けましたがスルーしました。罪悪感はありましたが、自身の健康の方が大事です。今にして思うとなぜもっと早く辞めなかったのかと本当に思います。そして助けてくれた友達、先輩には感謝しかありません。 

余談ですが、店長は2ヶ月後くらいに体を壊して辞めたそうです。まぁそりゃね…

最後に

  今回は僕の実体験、思出話を語らせてもらいました。バイトであっても長期で働くつもりなら、簡単にでもその職場を調べておくべきと思います。今何人くらい働いてて、シフトはどれくらいになりそうか考えてみましょう。あと嫌なことはちゃんと断れるようになりましょう。無理して体壊してからでは遅いですよ。

 ちなみにこの後は別のバイトを始めました。多分あまりバイト経験のある人はいない仕事と思います(僕は友達に誘われるまで選択肢には無かったです)。この話もする機会があれば。それではまた次回。


 

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