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01. java を始めるためにまずやること

プログラミングはどうやって始めれば良いの?

java を勉強したいけど、何から始めれば良いの?

プログラミング・コーディング・開発ってどうやるの?

IDE(統合開発環境) ってなに?おすすめってありますか?

いきなり挫折したくありません。

どんな方でも、java を学習するための準備ができるようにまとめます。


上記の記事を見て訪問された方、いらっしゃいませ。
なんとなくどうやるのかな?と思った方も、いらっしゃいませ。

これからjavaの学習・プログラミングの学習をしていきたい!
何でも新しい試みをしようとする姿勢は素敵です。その第一歩として、
この記事を読んでいただき、ありがとうございます。

最初で躓かないために、分かりやすいように。時にはつまらなくならないように、色々な例えを挟みつつ説明をしていきます。

道具を選ぼう!

どんな仕事でも、相棒はいるかと思います。

・陸上 なら、スパイク
・水泳 なら、 水着
・卓球やテニスなど なら、ラケット
・ etcetc...
プログラミングをするにしても、相棒(道具)が必要です。

そんなあなたの相棒は、そう、パソコンちゃんです。

では、パソコンを準備しましょう。
え、もうある?じゃあ、次にいきましょう!

道具はいっぱいある。お薦めは?

次に、テキストを書けるツールを準備しましょう。
※「 .txt 」となっている拡張子のファイルが開けることが条件です。ですので、Word は対象外となります。

「メモ帳」でも、プログラミングをすることはできます。

でも、使いづらいので別のツールにしましょう。

「Visual Studio Code」というツールです。
※ vscode(ぶいえすこーど) と略して呼ぶことが多いですね。今後はその略称で記載していきます。

英語のサイトに飛んだだけで即ページを閉じた方。
今後、英語とは仲良くならなければなりません・・。頑張っていきましょう。(GoogleChrome でご覧になった方は、右クリックをすると日本語に翻訳できるメニューがあります。活用していきましょう!)

・ Windows の方なら、Windows マークの下にあるボタンを。
・ Mac の方なら、りんごの下にあるダウンロードボタンを。
・ Linux の方なら、ペンギン?の下にあるダウンロードボタンを。

それぞれのOS に合ったものを選んでダウンロードしてみてください。

ダウンロードできましたか・・?
ダウンロードできたら、そのファイルを実行してみてください。

どこにインストールしますか?という感じの内容が出てきます。
それをポチポチやって、インストールしてみてください。

インストールしたら、そちらを立ち上げてみてください。
・・なんだか、プログラミングを始めたな…という気持ちになってきます。

準備完了まであと少し!

もしもこの時点でvscode を閉じられている方、もう一度開いてください。
java のプログラミングをするには、もう少し準備が必要なんです。

vscode は、自分でカスタマイズをしていくようなツールになります。

画像2


画像の中で赤く囲った部分が、タブ切り替え部分になります。
その中で、黄色に囲っている部分を押してみてください。

その黄色く囲った部分が、カスタマイズをする画面になります。

その名も、 拡張機能 (Extension)!

[vscode 拡張機能] と調べると、お薦めしているサイトがたくさん出てきます。気になる方は調べてみてください。

今回必要なものは、

Language Support for Java(TM) by Red Hat
Java Test Runner
* Debugger for Java
Project Manager for Java
この4つです。

開いてもらっているメニューに検索するところがあるので、そこで調べてみると出てきます。インストールしてみましょう。

できましたか・・?具体的な手順の画像がなくて、申し訳ありません。
でも、これを読んでいる方なら、できると信じています。

できましたか・・?
これで、道具の準備は完了です!


最後の難関、言語のダウンロード!!

道具は準備できましたが、もう一つ準備することがあります。

java はコンパイル言語に属します。
簡単に言うと、動かすためにはひと手間加えてあげる必要があるのです。
面等な子ですね・・。でも、vscode ではそのひと手間も自動的にやってくれるので、そこまで手間にはなりません。ですが、その作業を行うための道具は、必要になります。
ですので、それをダウンロードしましょう。

実は・・、java はこのあたりがかなり面倒になりました…。
ですが、ご安心を。順番にやっていけば、何も難しくありません!

1. ダウンロードサイトを選びます。
(詳細は割愛しますが、ダウンロードできる場所が2箇所あります)

  1. RedHat というところが提供しているもの
https://developers.redhat.com/products/openjdk/download
  2. AdoptOpenJDコミュニティが提供しているもの
https://adoptopenjdk.net/releases.html
※初めて学習をするのであれば、正直どちらでも良いと思います。気になる方は、調べたうえで、ダウンロードしてみてください。
※MacOS の方は、AdoptOpenJDK (2の方)が楽かもしれません。

2. ダウンロードするバージョンを選びます。

バージョン選びは重要です!

バージョンによって動かないもの・書けない記法。というものがあります。
(動作の保証ができない。という場合もあります…。)
ですので、学習をしたいバージョンを選ぶ必要があります。

現時点(2021年3月1日)では、11をお薦めします。
※ jdk-11.0.10+9 or jdk-11.0.10-x64  ですね。11.以降の0.10 部分の値が少し違っても問題はありません。

3. ダウンロードする形式を選びます。

基本的には、 Windows の方であれば、 .msi となっているものをダウンロードするのが早いと思います。MacOS の方であれば、 .pkg となっているものですね。

vscode と同じく、ぽちぽちやってインストールしちゃってください!

※「いや、必要なやつだけで良い。」という、私みたいな人であれば、zip をダウンロードして、環境変数 に設定をして…という手順を取ることになります。
※ windows の場合ですが、手動で設定を行う人は、 [Windows10  PATH環境変数] と調べると参考サイトが出てきます。あまりやる方はいない気がするので、説明は割愛します。
※他の言語でも、実行ができない場合はこの環境変数がうまくいっていないパターンもあります(嵌るのは最初だけですが…)。

4. java がインストールされているかを確認しましょう。

コマンドが実行できるものを開いてみましょう。

Windows10 の方の場合、
1. 画面左下の「スタートメニュー」を右クリック
2. 「コマンドプロンプト(C)」を選択

Mac の方の場合、ターミナル を選択

java --version

と入力してみてください。

インストールしたjava のバージョン が表示されればOKです!


これで、本当に準備が完了しました。

難しかったですかね…。
ここまでできれば、あとは vscode を開いてプログラミングをしていくだけです!

次は、vscode で java をどうやって書いていけば良いのか?を記事にしたいと思います。

ごゆるりとお待ちくださいませ・・。

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下記は余談となります。
もしも、java の学習をしたことがあって、 Eclipse っていうのを聞いたことがあるんだけど…という人がいらっしゃれば、自分の感想を書いていますので、よろしければ参考になさってください。

余談~なぜ、Eclipse を薦めないのか?~

最初は、私もEclipse を使っていました。インターンでも使っていますし、実際の仕事でも使われている方がいらっしゃると思います。
そんな私が、Eclipse を薦めない理由。それは・・・

単純明快、重たいから

ある程度プログラミングに慣れてくると、予測変換を出さなくても頭の中に使いたいメソッドが出てきます。それなのに、実装を進めていくとそこそこ大きなプロジェクトになると、裏でコンパイルを頑張ってくれて、予測変換も出そうとしてくれている弊害なのか、入力を受け付けずEclipse が固まります。次に何を書いていけば分かっているのに、フリーズするんです。最悪、Eclipse を kill する必要が出てきたりしますw

そんな中、出会ったのが vscode でした。
この子、Eclipse をベースにした拡張機能を使っているため、移行は容易でした。しかも、予測変換は出てくれないんだけど、入力はできる。コンパイルエラーが出ているんだけど、気にせず書き続けられる。
まあ、時々変な動作をする時とかもあるんですが、固まって自由に書き込めない状況よりは、各段に良いです。

Eclipe を選択する利点は、あると思います。サーバーを同梱している点は、とても助かります。
プログラミングを始めた人は、正直に言ってサーバーを知らないことがほとんどです。サーバーとは、ざっくり言うと自分で作ったWebページを、ブラウザからアクセスするためのものだと思ってください(細かい詳細は省きます)。
内部的にTomcat というものを使っているのですが、その勉強もするとなると、学習コストが増えます。プログラミングだけをしたいのに、気付いたらサーバーの学習もすることになります。Servlet を含めて、一から学習をしたい人にはEclipse をお薦めします。

学習を進めていくと最終的に、サーバーも含めてやりたいと思い始めるんです。沼に完全に嵌ってますね。はい、私です・・。
サーバーなどはインフラと呼ばれる分野になるため、またちょっと性質が違います。私も学習したいと思いつつ、中々手が伸びない…。プログラミングとは違い、お金をかけるかPCの容量をかけるか、みたいな状態になるので、現実問題、難しいんですよね…。無料サーバーも無料枠も調べますが、超えた時が恐ろしい…。何も気にせずに、自由にできると良いな・・。

まとめると
1. サーバーも含めてしっかりと学習をしたい方は、 Eclipse を。
2. 純粋にプログラミングをしたい方は、vscode を。

となります。それぞれの人に合ったもので進めると良いと思いますよ。
※あくまでもツールですので。


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