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05. コーディングしたものを整理する

※無料で読めます

プログラミング未経験でも大丈夫?

java の学習を進める上で知っておくべきことは?

プロジェクトの中に作っていくものは?

初めてjava を学習してみようという方に向けた記事です。

プログラミングに初めて触れる時は混乱します。

調べてみたけど、結局よく分からないなんてこともあります。

せっかく始めようと決意したのに、心が折れるのはもったいない

今は無料で学べるコースもあるけれど、あまり信用できない方。
最初で躓きたくない方。
難しい言葉ばかりで眠くなる方。

そういったことがないように、私なりの言葉でまとめていきます。

アジェンダ

こういった学習では、難しい言葉や固い言葉での説明が多くなりがちです。
そういった、読んでいて眠くなることがないように、タイトルなどを工夫していきます。

今回のゴール
・java のクラスを作る
・java でコーディングしたものが整理できる

やらないこと(別の記事で書きます)
・変数や型
・複雑な処理を作る
・オブジェクト指向


※今回は、vscode での作業が大前提となります。「vsocde って?」という方は、下記の記事で準備が整いますので、ご覧になってください。


0. 使う人の力量で薬にも毒にもなる

メソッドの書き方に関しては、別記事でご紹介しました。

極端な話をしますと・・。
メソッドの書き方さえ覚えてしまえばクラスを覚える必要はありません。メインメソッドを持つクラスがあれば事足ります。

ですが、クラスがうまく使えるとコーディングの幅が広がります。

その広がりを見せるクラスの可能性は別の機会に覚えることとして、まずはクラスの作り方を覚えましょう。


1. 魔導書を記すのに特別な道具はいらない

メソッドが魔法のようなものであれば、
その魔法をまとめた魔導書が クラス というものになります。

では、試しに作ってみましょう。拡張子は、「.java」になります。

1. ファイルを作りたいフォルダを右クリック
 ※今回は、src/main/java/sample を右クリック
2. New File をクリック

画像1

3. ファイル名を入力することができるので、作りたいファイル名を入力
 ※今回は、Sample.java と入力してEnter

画像2

これで、クラスの作成に成功しました。たったこれだけです!

下記のファイルが自動的に作成されましたでしょうか?

package sample;

public class Sample {
  
}

このファイルが、 クラスとなります。
※ vscode では拡張機能のおかげで、ファイルを作ると自動的にここまで作ってくれます。

※ 厳密には、「.java」のファイルをコンパイル(変換) したことによってできた「.class」というファイルがクラスファイルですが、そんなの些細なことです。


2. そこはまさに魔道の大図書館 

1つのクラスに対して、沢山のメソッドを作るとごちゃごちゃします。
それを回避するために、ある程度のまとまりでクラスに分割することでしょう。

すると、一つのフォルダにたくさんのクラスファイルが作られます。
あれ・・、メソッドのごちゃごちゃがクラスに代わっただけですね。

ファイルがごちゃごちゃした時、皆さんはフォルダで分類しますよね。

コーディングでも同じことができます。整理の仕方は同じです。
フォルダを作って、「.java」のファイルを適切に作れば良いのです。

その時の違いは、 package の部分の記述になります。

例えば、 src/main/java/sample/study のフォルダに作った場合。

package sample.study;

public class Sample {
  
}

こうなります。つまり、
package とは、ファイルが置かれている場所の参照情報 になります。

src/main/java フォルダから
そのクラスファイルまでのフォルダ名が  . 繋ぎで記述されてますね。


3. その力、取り込むことで我が糧となろう

他のクラスファイルも利用したい!そんなことがしょっちゅうあります。

同じpackage 内であれば、他のクラスを簡単に呼び出して使うことができます。ですが、別のpackage にあるクラスは、ある書き方をしなければ利用できません。

その書き方が、import です。どこのクラスファイルを利用するのか、
そのクラスファイルまでの参照情報を書きます。

補足. vscode でのコーディングを爆速化

このimport はどんどん作るものが多くなっていくほど、自然と増えていきます。
ですので、vscode を利用している人は、このショートカットを覚えてください。損はしません。

Alt + Shift + O

Alt キーを押して、Shiftキーを押して、O を押すと、必要なimport を自動的に書いてくれます。
これを知っている人と知らない人、使いこなしている人とそこそこ使っている人、経験上、圧倒的な差が生まれます…。
手が勝手に覚えていくので、コーディングを進めていく中で身につけていきましょう!
(なので、ショートカットを教えて!と言われると困ることもありますw)


4. 暗黙のルールは初めての人には通じない

正直、大きいプロジェクトを作る予定がないのであれば、
package のクラス整理はそんなに気にする必要はありません。

ですが、それだけではあんまりなので、
仕事でもよくやるパッケージの決め方だけお伝えしたいと思います。

【会社や組織名、URLのドメイン名】
  |___【プロジェクト名】
        |___【アーキテクチャーにあったパッケージ構成】
※ src/main/java から作成されるフォルダを前提とします。

私が学習を進めていく中でパッケージ分けをするのであれば・・、
hakuro.study.note... とかですかね。
皆さんも、お好きなパッケージ名をつけて整理してみてください!


さいごに

コーディングをしていくなかで、クラスをどのように作るか。
どういうフォルダ構成、もといパッケージ構成にするのか。

こういうものは、一番最初に考えるものです。そして、一度そのパッケージ構成を適応させると、変えることが難しいです。

業務中ですと、この考える作業にあまり時間をかけることができません。また、検証することもできません。
ですので、一度しっかり考えて経験しておくことをお勧めします。

・・私が経験と考えからまとめたものを記事にしています。宣伝です💦。
数年間の経験がまとめています。よければ、ご購入をどうぞ。

次回、型に関して説明をしていきたいと思いますので、よろしければご覧になってください。

有料パートに関して
・今回の記事のまとめを書いています
 ※必須ではないけれど知っておいた方が良い知識も添えています
・よく分からないものを分かる形に翻訳したものを書いています

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