乃木坂46 大園桃子さん

先日、真夏の全国ツアー2021福岡公演にて乃木坂46の大園桃子さんの卒業セレモニーがありました。


大園桃子さんの卒業について、乃木坂46のメンバーだけではなく、他の坂道グループ、また秋元系アイドルグループの枠を越えてたくさんの方が触れています。それらのコメントは全て大園さんへの愛が詰まっていて素敵なものばかりです。大園さんは本当にたくさんの方に勇気や希望、愛を与えたアイドルだったんだなと身にしみて感じました。

大園さんは既に完成されつつある「乃木坂46」というグループについてほとんど何も知らない状態で3期生として加入し、いきなり3期生のセンターとなったのです。乃木坂46を創り育てた1期生、まだまだ発展途上の段階での加入だった2期生と違い、3期生は乃木坂46のファンや、大きなグループの一員になる相応の覚悟を持って加入したメンバーが多い中、グループのことも知らず覚悟も決めていなかった自身がセンターとして目立たせてもらっていたことに対しきっと苦悩や葛藤があったでしょう。

非常にジレンマですが、その苦悩さえも大園さんの魅力だったんです。その苦悩がより一層大園さんを輝かせていたと思います。大園さん本人がセンターをはじめとする所謂、注目の浴びる場所を望んでいなくても、望まなければ望まないほどと言ったほうがいいのでしょうか、センターとして相応しい輝きが増すような、どこか儚く、そしてキラキラ輝くアイドルだったと思います。本当に舞台の上では、独特の輝きを纏っていました。魅力的でした。その輝きさえも、大園さんの苦悩の一部だったんでしょうか。

福岡公演は、既に完成されつつあった乃木坂46を何も知らなかった女の子が、真の意味で乃木坂46になったことを感じた素敵なものでした。これまでの卒業メンバーはセレモニーでは美しいドレスを纏い、乃木坂46から羽ばたくことを感じさせられましたが、大園さんはメンバーのみんなと同じ乃木坂46の衣装で、約5年間の活動を通して乃木坂46の一員になれたことを伝えられた気持ちになりました。乃木坂46になってくれて本当にありがとう。大園さんのこれからの人生にたくさん幸があることを願うばかりです。


色んな人が色んな人から影響を受けて、自分自身の人生を彩っている中、わたしはどんなモノに、どんな人に影響を与えて、また受けて人生を彩っているのだろうか。本当に今の自分は適切な選択をできているのか、この日々の生活に納得しているのか、どこか変えたい自分がいるんじゃないか、どうやって変えていくのか。とたくさんの人に影響を与えた偉大な大園桃子さんの卒業セレモニーを見て色々考えてしまいました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?