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わが家は発達障害だらけ⁉︎

一緒に暮らしている娘の子どもは活発で天真爛漫ではあるが、とにかく落ち着きがない。こんなので小学校大丈夫か?と思っていたけど、案の定、団体生活にスンナリとは馴染めず、1年生になったばかりの頃は、学校から毎日電話があった。
個性や自発性を大切にするなんてスローガンを掲げているものの、教員不足で古い体質の今の小学校には難しいみたい。今の時代、給食時間のおしゃべりや友達にあだ名を付けることもNGだというし。
娘は幼い息子が、多動気味の発達障害と認定されたことで腹を括った。
でも、やる事なす事お父さんそっくりなんだなけどなぁ?

ある時々、娘が借りてきた発達障害の専門書を読んでいて、何だか人ごとじゃないと思えてきた。

小中学校時代のわたしは、何であんなに忘れ物ばかりして、昼休みに家に取りに帰っていたのか?いつもいつも遅刻してたのか?
ライター時代のわたしは、入稿後校正で必ず直しがあって呼び出されたし。今でも気づけば財布の中にお札がない!なんてことはしばしば、数字にやたら弱いし…わたしも発達障害⁇

ウチの実家は、いつも散らかっていた。母が片付けができず、どんどんモノを買っていたせいだけど、もしかしたら母も発達障害だったのかも。病気なら仕方ない…

わたしの長男(すでに中年、結婚済)は昔、高専に入ってしばらくしてウツで中退したし(その後大学には行った)、転職先でまたパニックになって逃げ出し自分が発達障害を自覚したようだ。そのせいもあってか、子どもは作らないからと宣言した。

そうして現在は、オットが定年前のウツになっている。わが家の男性陣は、どうも変化に弱い種族らしい。

そう考えると、わが家で一番真っ当なのはソフトヤンキー体質の娘だけかもしれない。妊娠中につわりでゴハンが作れないという理由で実家に戻って以来ずっと住み着いているけど、今やわが家の中心的存在だ。
「大政奉還なんて知らんけど」と平気で言う度胸には驚いたけど(学費ドブ捨て⁉︎)、現状には鋭い分析と的確な判断ができる。
そうして、今日も彼女は呑気な夫をドヤし、元気すぎる息子に時々キレながら、発達障害気味の家族を支え繋いでいる。
娘よ、いつもありがとう。



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