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私が選ぶモノは私に似ている

モノを買うのは〝自分探し〟に似ているというけど、それは当たっている。

若い頃は服にしても「何にでも似合う、そしてトレンド感のあるお得なモノ」を探していた。今から考えれば、それは「どんな人にも受け入れてもらえる無難なワタシ。必要とされる人間にスルリと豹変できる自分」を良しとしていたから。その頃のわたしは、行った先々で誰かの知り合いの人に間違われることが多くて、どこのお店に数回行っても「初めてですか?」と言われていた。

その後年齢を経て、またライフスタイルが変わったことで、自分が選ぶモノは少しずつ変わってきた。

高価で憧れのブランドバッグは存在自体が色褪せてきたし、スタンダードと称される品々は誰にでも似合う単なる〝お墨付き〟でしかないと思えた。

今欲しいのは〝今のわたしに似合う服〟だし、〝わたしの傍に置いておきたいモノ〟なのだ。
つまり、わたしが主役。
今のわたしは、若い頃のように怖がりじゃない。やっと、この世界の中心にいるのは私だと思えるようになった。
限りある〝この先いつか〟を自覚することが〝ベストな今〟を作り上げる。

さらに今選ぶコトやモノで、近い将来のわたしが変わる。捨てる、買う、付き合う、学ぶ、参加する、諦める…
この数年間、わたし自身がそれを体験してきたし、変化のスピードも速い。
たから、やっぱり未来は自分で選べるんだと思う。
この世界は怖いけど楽しい。



あゝ、でも投資だけは面倒くさくて手付けてないんだよね…


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