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死を想え

メメントモリの警句を思い出す。日頃何かと暇があればスマホいじるのに時間と頭を費やしてし…

KANTA
1年前
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苦手な散髪

僕は幼い頃から今に至るまで、自らの髪型というものに興味がない。ワックスでかっちりセットな…

KANTA
11か月前
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ホームセンター

休日、自ら進んで外出することが少ないので、お買い物や観光だって人から誘われでもしなければ…

KANTA
11か月前
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文章読本

谷崎潤一郎の『文章読本』を久々に読むと、まったく中身を忘れていた分とても面白かった。一章…

KANTA
11か月前
6

軽井沢

台風を無視して軽井沢に来た。気温23度という予報は本当だった。なにしろ台風直撃のお盆だった…

KANTA
10か月前
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人相

人相というものがある。人物像の第一で、存在上人間であるからには、我々人間にとって人面の意…

KANTA
10か月前
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一気に冷え込んで何だか呆気なく秋である。夜道を半袖で平気だったのが既に重ね着しなければ肌寒い事態になった。ある明朝カラスが山の方でわらわらと騒ぎ立てた。晴れ空が天まで透き通った。雑草の原っぱが皆白身を帯びた。すすきのような枯れ草が繁った。鈴虫が白昼に鳴いた。赤とんぼが行き交った。曼珠沙華がもう枯れた。 寒い季節の思い出が寒い身体に蘇ってきて文字通り心機一転の心持ちがする。季節は巡るということを僕は当たり前に喜ぶ。今頃は終りの季節つぶやく言葉はさようなら。 黙って真理を実行

観葉植物

腐葉土にはトビムシというのが湧いて、あるいはコバエが繁栄する。用土について凝り出したので…

KANTA
7か月前
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野薔薇が作品でないのは何故か

個人における奇想天外。 ”自分の限界を超えたところの表現”としてよく言われるところ、思い…

KANTA
1か月前
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