見出し画像

アメリカ出張 Vol.4



アメリカ出張記。
ラストのVol.4です!

もっと2日とかに分けて書けば
こんなに長くならずに済んで
みんなも読みやすかったのにごめんなさい


昨日が最終日やって、
インディアナポリスを観光したあと帰って
ホテルでVol.3を書き上げて
2時に起きて、今飛行機の中でこれ書いてます

アメリカのお菓子はこれが好き
これめっちゃうまい一回リナさんの
カナダ土産で食うたような覚えある
てか、これしか知らないですいきりました笑



前回のVol.3でいよいよ荷物を
シッピングするってところまで
書かしてもらったので早速そこから。

アメリカに来て一週間。
全部でどんくらい回ったんやろってくらい
お店を回って総数およそ
500点もの商品が集まった。

税金の関係とか難しい話がいろいろあって
日本へ荷物を送るのが結構高いし厳しい
これをパッキンにして輸送してもらうんに
FedEXへ行ってきました。


「I want to ship this luggage to Japan.」


ごめんなさい、こちらからは出せませんと
言われ、うわどないすんねんやばいって
なってダメ押しでもう一件。
めちゃくちゃ焦ったけどこっちではすぐ行けた笑
なんか、人によってちゃうんかな?笑
とにかく焦りました。

合計8パッキン。
「I will resell these items in Japan.」
と言ったらめちゃくちゃ感じのいいお姉さんが
対応してくれた無事に出荷できてよかった



これらの商品は全て10/7(土)
knockout松阪店にてお披露目する予定です
自信ある買い付けになりましたので!
お楽しみに!!



荷物を無事に日本へ出荷できたので次の日は
「デッドストック」を探しに地方へ向かった。
田舎の街まで行けばおそらく誰も買い付けに
来ていないだろうという算段で
ルート67Sをひたすら走り、
出てきた街をひたすら回った。

ルートが交差する街は孤立してても
人々の往来があるのでまだぎりぎり
廃れていないから何かお店があるかも?と
少し安直な気持ちで南下。

ここは『Worthington』
ルート67や231、157って書いてありますが
いわゆる“高速道路“のことです。
道が多ければそれだけ人が来る場所やから
まだ街が「生きてる」証拠。


しかし、交差せず一本のルートで
孤立している街はその光景から
ゴーストタウンと呼ばれるくらい何も無かった。(イメージはバイオハザード3に
出てくるあの感じ、潰れたガソスタが
あるみたいな?わかる人おるかな笑)

このゴーストタウンの特徴は
当時のまま手つかずで整備されていないので
宙吊りになった信号機や木でできた電柱が
まるで老いた主役になっていた。

街々の間にこんなに傾いてる電柱が並んでる
木でできてるから地盤が緩んでるんやろな
日本人やったら確実に直すけど
これをそのままにするところがアメリカっぽい
これは『Freedom』って街の信号
ご覧の通り信号が宙吊りになってる
とても簡易的で風で揺れていた。
今にも壊れそうで心配、、、


ルート67Sでひたすら南下してても
あまり景色は変わらへん。
出張の舞台インディアナ州は
アメリカ全土で一番のコーンの生産地。

背が高くなったコーン畑たちが
まるで僻地に来たボクを横目に
ようこそ!って言って
歓迎されてる気分になりました
小さな街『Loogootee』を訪れた
ショップが一軒あって入ると
8歳くらいの女の子がお会計してくれた
家の手伝いでやってんねやろな
しっかりJ.CREWの紙袋に買った
RUSTLERのデニムを入れてくれた。


コーン畑以外の景色を見たいと思って
方角を西に変えルート150Wで走ったけど
またしても横には背の高いコーン畑笑

なんだか人が多く賑わってる街に出た
その名も『Washington』
ザ・アメリカンなその名を冠した街には
チェーンではなくローカルの
ハンバーガーショップがあったので、今日は、
ここで食べようと入店し席を案内されると
「How doing?」
とフレンドリーな感じのいいおばさんでした。

この日は4オペでした笑日本でもせやねんけど
お店を何人で回してるかめちゃくちゃ
見てしまうキモい癖ある
ここ2オペやなとか待ってる間絶対ゆーてまう笑



注文してから時間がかかるからって店員さんに
「Sorry, I'm really busy」
って謝られたけどこのフレンドリーな距離感と
ローカルの味こそ街のみんなから愛されてる
お店なんだと、その未知の味に期待が高まった

注文したのはダブルチーズバーガー。
厨房にいるイカした兄やんが
平たくしたビーフを鉄板でさらに押し潰してた
これがこのお店のスタイルみたい
すごい見た目は素朴やけどこれが
ありえんくらい美味かった


食べ終えてから再び車を走らせた。
次の日はいよいよ最終日。
インディアナポリスを観光する予定が
あったのでこの辺でなんかするのをやめ
再びルート231Nで北上した

『Vincennes』という街が出てきた。
ビンセンズ、なんか名前がかっこいいと思った
前回のコラムで触れた『Richmond』のときと
同じくかっこいい名前でそのうえ
なんだか街もいい感じでこの街なら
何かあるんじゃないかと車を降りた

こちらがダウンタウンの様子。
そういえばアメリカは右側通行なんですけど
こういう狭いところはとくに怖かった
もしぶつけたらどうなるんやろって
不安しかなかった事故なくてほんまよかった
“いかにも“って佇まいのアンティークショップ
アメリカが50州になる前の星条旗とか
今じゃアンティークとして価値があったり
何かあると思ったけどこの日はお休み残念無念


この日はいろんな街を回って終わりました。
とくになにも買えなかったのは残念やけど、
アメリカでも都会やなくて
やっぱり田舎に行けばより人々の
生活が顕著に知れることができてよかったです。
日本と同じで田舎からだんだん都会へ
人が行ってしまうから街は自ずと
廃れていってしまう


でも人と街って密接で
ボクの住む伊勢だってみんなで盛り上げて
地元って誰でも大事にしたいと思うから
死なずにまた誰かが血液となって
再び街が活気つくといいな







最終日はスリフトやショップを回るのではなく
純粋にインディアナポリスを観光した。



行きたかった場所が二つある。


一つは「ソルジャーズアンドセーラーズ」

YouTubeで見たのがきっかけで
インディアナポリスを一望できる景色を
どうしても生で観たかった。
ダウンタウンの中心にあるらしくこのとき
初めてポリスのメインストリートを通った

やはり、インディアナ州の
首都ということもあり、今回訪れた
どこの街よりも建物は高く、交通量も違った。
メインに差しかかるとそれはもう見えた
これが兵士水平記念碑
街のシンボルらしくこれを中心に
街が形成されていた。実はなんとこれ
$3払えば登れます無論支払って登ることに。
330段ある階段を登れば街を一望できる。
エレベーターで上がれましたが
せっかくなので階段で上がることに。
途中めちゃくちゃ後悔した笑
360℃見える景色を共有したいですが
この一枚を抜粋しておきます
階段しんどかったけど登った甲斐がありました
景色に見惚れしばらくそのまま居ました



もう一つ行きたかったところは
インディアナ州といえばやはり
Newfields美術館。

世界一のレースが開催される場所として有名な
インディアナ州だが、もう一つ言うなら
美術や音楽も有名。なにせ
マイケルジャクソンの出身地なので
もちろんカルチャーは発展する。
美術館の大きさは
アメリカ全土でトップ5に入る。

純粋に展示が見たいのもあるが
本当の目的はNewfields オフィシャルグッズ。
キャップをお店で売りたくて
買い付けに行きました笑

自分が被ってる写真しか無くてごめんなさい
このキャップのことです笑
記念すべき最後の買い付けがNewfields
なんとも渋い!また店頭で見てほしいです^ ^





ほんまは全部読んでくれてるみんなと
共有したいねんけど
そんなことしたらもうこのコラム
終わらないんで特に印象に残った2つの展示を
写真と一緒に書きます^_^


mid-centuryの展示があった。
この年代はみんなお金持ちなって
家具の需要が高まったらしく
デザイナーとしての意義をそれぞれが
見出すべく見事な作品が多いらしい。

メトロクス製のアカプルコチェアを
ロッキングのタイプと
もう一つ部屋に置くくらいボク、
「イス」が好きなんですけど、めちゃくちゃ
インテリアのとこおってしまったずっと見れた

机はISAMU NOGUCHIやし
これダイアモンドチェアって有名やねんけど
えぐい高いし初めて見た。一回座ってみたいな


さらに奥へ進むとNewfieldsの有名な
ウォルターロビンハミルトンの展示があった。
実はこれ全てレコードでつくられてて、
これだけの数を寄付で集めたらしい。
なんせ有名なデザイナーのクリエイション
みんなこぞってドロップするらしい。

さすが音楽の街というべきか。

みんなこの前でただ立ち尽くしていた
しかもこの作品、他にもまだ4つあった
近くで見たら何枚か見覚えのあるジャケも
あったりして嬉しかった。


歴史で勉強したアフリカ先住民の衣装や
家具、陶芸も展示してあるほか
日本の江戸時代のコレクションまで置いてあった
モネやゴーギャン、ルノワール聞いたことある
人の絵画も見れて、圧巻でした。


ハナシだけで終わって
カタチないモノが行く先も無いまま
自分の中で浮遊してるような
感覚があったりする

例えば、先住民族の装飾品であったり、
出土した何世紀も前の陶器や、
ゴッホの書いた絵もそう。
極論やけどオバケとかが一番分かりやすいかな

もし今日自分が幽霊見たら正直怖いって
気持ちよりおったんやって衝撃のほうが強い




こんなんほんまにあるんやって
存在を目で見た途端、
絵空事みたいで終わってた自分の世界が
色映えて「もっといろんなモノを見たい」って
好奇心、欲が膨らんで強くなった

行動の原点は欲って話を聞いたことがある
何かがしたいって思う前に
潜在的な欲があるって。

ボクは美術館とかって
そんな簡単にまた「見たい」って好奇心、
欲のまま足は運ぶような場所でないと思う

お腹いっぱいになったままでいいっていうか
あれ美味しかったなあというか
もう少しだけ余韻に浸りたい

しばらくはこの余韻を上書きしたくない



素敵な場所に行けた。
忘れやへん。



今回のアメリカ出張も無事に
沢山の商品が集まり帰国できた。
満足ある自信のある商品ばかりなので
きっとみなさんにもがっかりされへんはず!!
翌月、10/7(SAT)11時〜18時まで
knockout松阪店にてお披露目する予定です
貴重な経験をさせてもらえて
ありがとうございました!!

近々、めちゃくちゃでかい
個人的なご報告もあるので
またそちらでお会いしましょう

長くなってすみません。

👋













わるあがきのあとがき

今回こうやってアメリカ旅行記を
書かせてもらいましたがどうやったすか笑

なんで書こかなって思ったかっていうと
前回、帰国したときに
現地がどんな街やったかとか
ボクがどうやって集めたかを話すときに
こうやってコラムを書いておくと誰か
読んでくれる人がおってくれて
店頭とかで買い付けの背景を伝えやすいなと
思ったので書こうと思いました

せやから、ボクの買い付けた服を
見に来てくれてこのスウェットなんなんとか
Tシャツこれかわいい!とか
ここはどんなとこやったんとか
なんでも聞いてほしいです

これまでのボクの文章を読んで
まるで現地におるような気持ちになったり
しっかりイメージできてたりしてくれたら
個人的にはもう満点です!!

書いててよかった

あんまり文章書くより
喋って伝えるほうがまだたぶんできるから
どうしても読みにくかったり
伝えにくかったりする部分、
多かったりすんねんけどこんな読んでくれて
ほんまにありがとうございます
誰か一人でもおると思ったら十分嬉しいです



日頃よりご愛顧いただいているみなさん
そして日頃から迷惑ばかりかけている
職場knockoutのおかげで今のボクがあります
ありがとうございますって言葉じゃ
返しきれないので何かカタチにして
これからも感謝を表現できればなと思ってます












この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?