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桜が咲くと夏の気配を掴みにいきたくなる

オリンピック開催延期が決まった途端、

東京都の感染者増の発表に若干の違和感を感じるものの、

週末の外出自粛に関しては協力したいなと思っているところ。


ってことで、陽気も良かったし今のうちにと娘と目黒川沿いをお花見散歩。

まだ5分咲きくらいだったけど、

今年も娘と一緒に桜を見られたことに感謝。

元気でいてくれてありがとうと、心から思う。

一人で娘二人を長時間連れ出すのはなかなか難儀なので、

ごめんね、一人はお留守番。

来週、交代で行こうね。


で、週末の引きこもりに向けてスーパーに行ったら、スカスカだよね。

野菜、お肉、お魚はほぼない。

お米、パン、パスタ、卵、納豆はゼロ。

カップラーメン、冷凍食品、缶詰は味が濃いものが残っている程度。

ペーパー類は当然の様に入荷未定の貼り紙。

とにかく在庫の陳列に忙しそうな店員さん。

3.11を思い出すな。

ひとり分だけの、今週を過ごせるくらいの食料だけは確保できたから、よし。

お子さんを抱えているのであろうお母さんたちの表情はとても険しかった。

(休校な上にお仕事との調整も大変で食材もないとなればやられるよねそりゃ)

なんかこう、ちょっとメンタルをえぐられる空気が漂っていて、

最後にお花を追加してそそくさと退散してきた。

今うちは大人ひとりだし、まぁなんとかなるよなと。


鬱々としていてもしかたがないからね、

こどもたちとべったりのおうち時間を楽しむ。

どうぶつの森もあるし(発売タイミングが神)、

ネトフリもあるし(クィア・アイが最近のお気に入り)、

Youtubeでヨガだってできるし、

(ヨガとか言いながらエンリケが大好きでよく見てる元気出る)

そもそもひとり遊びは性に合いまくりだし、

神様が強制的にくれた休暇だと思ってぐーたらしよ。


桜が開き始めると感傷に浸りがちな傾向は、

日本人のDNAに組み込まれているもののように思う。

春って、年度がある日本においては特別な季節よね。

学生の頃は強制的に節目だったけど、

大人になると特に真新しいことはないはずなのに

それでもなんとなくそわそわする。

昔はね、苦手だったんだよ、春。

独特な空気に飲まれてしまうのが嫌だったから、

早くここをすっ飛ばして夏になって欲しかった。

今でも夏を待ちわびる性分は変わっていないけどな。

あぁ、夏よはよこい。










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