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「編み物で野鳥を救おう」の話(その1)

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「編み物で野鳥を救おう」活動発起人のはやみずです。

これまで、活動ホームページのほうでは、 活動のアナウンスに専念しており、僕の個人的な考えや感情については書かないようにしていました。いわゆる「公式」的な情報を発信する上で、個人の感情などはある種のノイズになってしまうからです。

とはいえ、この活動の大部分はいまのところ僕一人で行っているので、はやみず個人の考え方やものの感じ方と、活動の有り様自体が密接に関連しているのは間違いありません。

今まで Twitterアカウントで散発的に、僕が何を考えて活動しているのか、またこの活動をどうしてゆきたいのか、ということは書き散らしていました。しかし、この活動も4月からはじめて約1ヶ月が経ち、Twitter に書かれた情報はほぼ「存在していない」も同然で、新たにこの活動を知った方からするとはやみずという人間が何を考えて活動を運営しているのか、見えにくくなってはいないかと、すこし心配しています。

事の起こり

米国の Carolina Waterfowl Rescue が、手編みの鳥の巣の寄付を求めていることを知ったのは、このツイートでした。

正確には、このツイートについて僕の知り合いの方が言及しているものを目にしたことが最初です。そのなかで、「日本からもこの活動に協力できればいいけれど、英語が・・・」という旨のつぶやきがあったように記憶しています。

英語で必要な情報を理解するのは、普段あまり英語を使わない方にとってはなかなかハードルの高いものです。特に、野鳥の保護活動をしている団体はただでさえ人手の足りないボランティア団体なので、丁寧な対応も期待できません。また、英語を理解できたとしても、アメリカへ物資を送るにはそれなりの費用がかかるため、一人ひとりが送っていては非常にコストがかかるため、送るとするとそれなりの数をまとめて送ることが現実的です。

僕は、仕事柄多少の英語の読み書きができ、また編み物をはじめて半年ほどで編み物に関する事柄も理解できます。スキルとしては、僕がひと頑張りすれば、日本の編み手の人たちが鳥の巣を編んで、それをまとめて米国の団体に届けるのはできなくはないな、と思いました。

また、編み物という新しい趣味を半年ほど前からはじめて、これが人の役に立つのであれば楽しそうだな、と思いました。編み物で社会貢献というと、世界の子どもたちに手編みのセーターを贈ろうがありますが、年に1回しか応募する機会がなく、またセーターという大物を編むのは初心者には簡単ではありません。鳥の巣であれば、あまり毛糸の種類も問わず、簡単そうです。

そして、この鳥の巣という1つのゴールを軸にして、編み物の友達が増やせると楽しそうだな、とも思いました。編み物を始めてから、色んな人と編み物の話をするのが楽しくてしょうがありません。いろいろな編み会に顔をだしては、編み物友達が少しずつ増えていますが、もっともっと沢山の編み物好きの人と仲良くなれると、今後の編み物の活動の幅も広がるだろう、とおもいました。

ただ、実際に英語を翻訳したり、鳥の巣をまとめて送る活動を始めるか?

ツイートを目にしてから、しばらくは躊躇しました。やるとなれば、沢山の人に呼びかけて、沢山の手編みの物を扱って、という責任が伴います。持ち合わせているスキルで理屈上はできるとしても、やるための手間と時間、またお金の問題も発生します。また、僕が活動に飽きてしまったらどうするんだ?という問題もあります。

始めるにあたり、ざっと思いつくだけの問題について、しばらくの間考えてみました。

・手間と時間の問題
諸事情により、しばらく前から家にいる時間が増えたので、のんびりと家事をしたり編み物をしたりすることが多かったので、その時間を当てればよかろう
・お金の問題
差し当たっては、高々1~2万円の出費で必要経費は収まるだろう。それで、意義のある活動だと賛同者が増えれば、多少のお金はカンパを募ればなんとかなるだろう。ならなくても、数万円の出費で意義のあることができれば、勉強代と思って納得もできよう。
・モチベーションの問題
この活動を機に編み物友達が沢山できるだろうから、それは大いにモチベーションになるだろう。暇な時間に全力投球して、活動に飽きないように工夫を凝らすこととしよう。

という感じで、若干ご都合主義的ではありますが、僕がある程度頑張れば、問題のほとんどは解決できるだろう、という根拠のない自信に基づく結論に至り、そのまま勢いにまかせて「編み物で野鳥を救おう」活動を立ち上げることを決意し、走り始めたのでした。

その2につづく。

(この記事は、はやみずの個人サイトにも同じ内容を投稿しています)

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