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最初の不動産競売(鹿児島県伊佐市)

競売に興味を持ったきっかけは、大学時代の一般教養で民法を選択したときの先生が「どこでもいいから一か所選んでレーポート提出する」課題をくれたことで、なんとなく眺めていたのが第380条「滌除(てきじょ)」です。平成15年の民法改正まで存在していましたが、いまはありません。

結婚したころは、金銭的に余裕もなかったのですが、もともと不動産やローンには興味があったので、40歳過ぎから法人名義で何回か入札していましたが、都会の物件はシロートが落札できるものではありませんでした。

平成24年に鹿児島県伊佐市に店舗と住宅のセット物件の情報が公開され、母方の祖母が納骨されているお寺の隣地であったこともあり、応札したところ最高価買受申出人となり、売却決定がおりました。インターネットのおかげでやるべきことの情報はすぐに集まりました。入居されているテナント4店舗のうち抵当権設定前から入居されている方と設定後に入居された方への対応の違いや債務者さんが住んでいた住居についての引渡命令や強制執行準備、さらには残置物処分などなかなかできない経験もしました。

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伊佐市大口上町16-6 寺子屋伊佐ビル


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