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#モロッコ映画
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ナビル・アユチ『Ali Zaoua; Prince of the Streets』 子どもたちが親友の死を受け入れるまで
親友とアフリカ映画の話で盛り上がったので、私も色々観てみようと思って下半期の目標はロシア映画とハンガリー映画にアフリカ映画を加えることにした。本作品は、フランスで生まれ育ったモロッコ人映画監督ナビル・アユチ(Nabil Ayouch)が最初に有名になった作品である。アユチは1969年4月1日、モロッコ人ムスリムの父とチュニジア系ユダヤ人の母の間にパリで生まれ、サルセルで幼少期を過ごした。パリで三年間映画について学んだ後、広告会社Euro-RSCGで脚本家・監督として働き始める