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ゴルフとトレーニングの記録、12月分

久しぶりにジョギングに行ってきた。どうにもこうにも膝が痛むので走るのを辞めていたのだが、有酸素運動の必要性を感じたので再チャレンジした次第。

結局1kmぐらいで膝は痛み始めたものの、ただ普通に走るのではなく腿上げだったり、ジャンプしながらなどのトレーニング要素を絡めて1時間弱走ったり歩いたりは痛みを感じることなくできた。腿上げが異常にキツかった、というか数歩でモモが全く上がらなくなったので、やはり腸腰筋が弱いのだろうと思う。ハムストリングスが硬くなっているらしいんだが、それは腸腰筋とのバランスが悪いからだと指摘されている。

ここのところ整骨院で股関節周りと肩周りの柔軟性を高めるべく治療を受けてきたが、やはりそれにあわせて何らかのトレーニングも必要だと痛感した。筋力が足りない。

さて、この一年再開して頑張っているゴルフだが、やはり毎日練習に行くことが大事だと痛感。これはゴルフに限らずすべてのスポーツや勉強、趣味ごとに共通であろう。

今年1月にまた真面目にゴルフをやろうと決めてビデオに撮りながら練習を重ねてきたわけだが、課題はこの20年来のダウンスイングでシャフトプレーンにクラブを乗せるということが第一であった。第二の課題は右膝が前に出るクセを直すことであった。この2つの課題をクリアすればかなり良いスコアでプレーできるようになるだろうと楽観視していたが間違っていた。

スイングというのは円運動の組み合わせと見ることができて、テークアウェイとダウンスイングというのは一見するとピストン運動に近いが感覚としては円運動として捉えるほうが多くのアマチュアにはやりやすいと思うが、僕はその一人で、タイガーやマキロイのように真っ直ぐ引いて真っ直ぐ下ろすというのは難易度がスーパー高い。それよりは少し前のリッキー・ファウラーのように外に上げて内側から下ろすようなスイングのほうがオンプレーンに振りやすいことに最近、気がついたのである。

さて、オンプレーンにクラブを下ろすことについてはだいぶ慣れてきた。今度は右膝である。右膝を前に出さないということはようは前傾姿勢を維持してスイングすることとほぼ同値であり、さらには重心を左にズラすこととほぼ同じであることに気づいてかなりできるようになった。正確に言うと頭からぶら下げた重りが腰にあって、それを左右にふるイメージである。なので、体全体が左にシフトしてはいけない(頭が腰と一緒に左に動いてはいけない)。腰、というか丹田(臍の下あたり)とか股関節を意識してそこを揺らすと同時に腰を引くといい具合に腰が回ってるように見えるが、腰を回す意識はほとんどない。どっちかという右腰を左にまっすぐ押し込む意識でいる。

1年近くかけてようやくこれらのことに気がついて長らく自分の持つ課題をクリアしかかったように思っていたし、それによって腕前も相当上がると思っていたが、そこで予期せぬラスボスが現れた。

以前からフォロースルーが、参考にしてるプロよりも上に抜けるなと思ってはいたが、この違いが上達の最後のピースになりそうだと気がついた。フォローが左に低く抜けることが大事で、これはインパクトでハンドファーストになることとほぼ同値である(オンプレーンスイングと前傾の維持が前提条件)。どういう形でインパクトを迎えればよいかわかっているが、動作として実現するのが難しい。こういうことをゴルフではRealとFeelという。多くの場合、実際に起っていることと、意識との間に乖離がある、というわけである。

インパクトに関して言えば、ほぼすべてのプロが正面から見て手が左脚の前でインパクトを迎えているが、彼らが口を揃えて言うのは「インパクトは右脚の前」なのである。これがFeelであり、Realとはぜんぜん違う感覚を持っているので、プロの言うことを鵜呑みにしてはいけない。

いまのところこれらいくつかのヒントを元にインパクトについては模索中である。ハンドファーストでインパクトできるようになると、インパクトが安定して(ダフリ・トップがなくなる)、飛距離が出るようになる。結果としてゴルフが高いレベルで安定してスコアが良くなるわけである。これがプロが上手い秘訣であり、アマチュアとの決定的な差だと思う。結局の所、ボールとクラブはインパクトでしか接することがないわけで、そこが安定しないことには上達はないのである。

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