後遺症と日常

気持ちの整理のために吐露します。

7月下旬に某新型感染症に罹患して、後遺症により大好きだったことが出来なくなって早3ヶ月。はじめの頃は鬱になるんじゃないかってくらい落ち込んで落ち込んで自分を責め倒して日々を過ごしていましたが、あるときふと「出来るかどうか試してみること」をやめてみたところ、今現在では呆気ないくらい穏やかな日常の中にいます。
ちなみにまだ後遺症は健在。

特段隠しているわけでもないので白状すると、後遺症で断たれた大好きだったこととは「歌」です。昔から好きだったのと、ここ数年では人前で歌わせていただいて少し報酬を頂くこともあったりなどで、趣味と実益を兼ねた人生の一部でした。
感染症罹患以降、以前のように歌声が出せなくなってしまったので、当然受けていたお仕事は全てキャンセル。周りにも大変な迷惑をかけてしまいました。
当時は毎晩のように歌う夢を見ては起きて泣き、歌声を出そうとしては出なくて泣き。こんなに毎日泣いたのは、昨年の初夏から秋頃、絵が描けなくなってしまった時期以来、1年ぶり。………。神さま、これは何かの罰なのでしょうか…笑

それでもご飯は美味しいしゲームは楽しいし絵のお仕事は毎月あるし。歌声が出るかどうか確かめるのをやめて以降、存外ゆったりとした日々を送りながら「こんなもんなのかな…」と、安堵と落胆の中で揺れながら過ごしていました。しかし最近また、歌う夢を見るようになり。休業中なのに知らないうちに歌のお仕事を入れられていて当日になって「何故来ないんだ」と電話が来る夢。自身最高の歌声で最高の気分で持ち歌を披露する夢。前者は勘弁してほしいけど、後者の気持ちよさは夢とはいえ半端なくて、それができない現状はやはりどうしようもなく寂しいなと思います。歌は間違いなくわたしの人生の一部だった。

歌の道を完全に諦めたわけではなく、「いつか完治する」と心の隅に置いて、できるだけ楽しいことを拾いながら毎日を生きていきたい。そう改めて感じたので、忘備録も兼ねて記しておきます。

最後までお読みくださりありがとうございます。

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