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2024年度神奈川大学野球連盟 新入部選手


こんにちわ。Yです(@kngw_baseball)
今回のnoteでは昨年に引き続き、神奈川大学野球連盟に所属する大学に2024年の4月に入学予定かつ野球部に在籍する予定の選手をまとめさせていただきながら、映像などを見て個人的に気になった選手をピックアップしていきたいと思います。今回のnote内容で初投稿の段階では確定ではない部分も多いと思いますので、判明次第随時更新予定になっております。

※横浜国立大学は推薦入学の制度がないため掲載しておりません
※敬称略となります








2024年度新入部選手一覧


太文字は甲子園経験選手。
今年は智辯和歌山から2投手が神奈川大学野球へ進学する形に。
少なくともここ数年では居なかっただけに珍しいなと感じた。




桐蔭横浜大学

リーグ3連覇中の桐蔭横浜大学。
2024年には48名の選手・スタッフが入部する予定に。

投手で注目したいのは川又 隆之介(右腕/横浜商業)だ。

174cmと決して大柄な投手ではないものの、スライダーやカーブなどの変化球で打者のタイミングを外す投球が持ち味。制球もまとまりがあり大崩れしない投手だと感じるだけに大学でどこまで成長するかに注目したい。

川又以外でいうと姜 亜秀(左腕/星槎国際湘南)安里 幸大(右腕/日本ウェルネス沖縄)などカーブやチェンジアップなどの決め球を駆使して相手打者に的を絞らせない投球ができる投手が揃ったようにも思うので注目したい。


野手は長打力を打てる野手が何人か入ってくる印象がある。
その中でも注目したいのは梅山 大夢(左打/内野手/安中総合学園)本多 立幹(左打/外野手/相洋)の2選手だ。

梅山は高校時代は全国大会などの出場経験はないものの、2023年春の時点で高校通算31本塁打を記録。さらにその31のうち11本がなんと「木製バットで放った」という記録が残っている。現代では高校野球界でも早い段階から木製バットなどを練習試合で使うチームが増えているものの、ここまでの結果を出している選手は珍しい。それだけに大学投手のスピードに慣れてくればかなり面白い存在になってくるのではないだろうか。


本多は左右どちらのタイプの投手が来たとしても対応出来る好打者。
映像の最初にある打席では横浜商科大学へ進学予定の駒井 秀成(右投/平塚学園)が投じたインコースのスライダーを見事にライトへホームランを放つ打撃を見せた。映像の最後にあるレフトへの二塁打が手動計測で7.65を記録するなど足も使えており、非常にバランスの取れた選手で今後に期待したい選手の1人。


上記2選手以外では元日本ハムの芝草 宇宙監督から天性のものと評されるパンチ力を持つ浮ケ谷 航平(右打/内野手/帝京長岡)や50m6.0秒の俊足を誇る高森 風我(右打/外野手/作新学院)などにも注目をしたい。




横浜商科大学

2024年度は35名の選手が入学予定。
投手では甲子園で力を見せた投手も入学する形になっている。

投手で注目したいのが工藤 逞(右腕/文星芸大附属)だ。

甲子園でも登板した投手で、チェンジアップなどの変化球で打者のタイミングを外し打たせて取る投球と130キロ台中盤〜後半だが打者を差し込む事ができるストレートが特徴の右腕。高校では主に抑えなど試合中盤から終盤の登板が多かったものの、大学では先発などでも見てみたい投手の1人。

工藤以外では桶谷 司(右腕/敦賀気比)堅田 紘可(右腕/高知中央)などのストレートに力のある投手が入学予定。昨年度の小林など下級生からベンチ入りをしている選手が多くいるだけにこの中から春に何人ベンチ入りしてくるかも楽しみだ。


野手では加藤 蒼惟(左打/内野手/愛工大名電)に注目したい。

1:03〜ホームランの打席
主に中軸を任されており、3年春の春季大会ではオリックスにドラフト3位指名された東松 快征からチームで唯一の安打となるタイムリーを放った好打者。シンプルなフォームから力強いスイングで安打を積み重ねる。昨秋のリーグ戦では様々な選手がサードを守るなどをして最後まで固定されなかっただけに春からリーグ戦出場の可能性が高いのではないだろうか。

他にも甲子園経験組でもある東海林 智(左打/外野手/作新学院)は終盤のチャンスでのタイムリーを放つなど勝負強さを見せており、こちらも早い段階からの出場の可能性があるだろう。




関東学院大学

27名の選手・スタッフが入部する関東学院大学
県内でも名の通った選手が入部する形となった。

投手で注目したいのは内藤 大輝(右腕/常葉大菊川)
映像自体が見つからなかったものの、130キロ台のストレートと100キロ台の変化球(カーブ?)を駆使してランナーを背負う場面は多いものの粘りを見せることができる右腕。チームメイトからの推薦もあり先発を任されるなど人間性もある。

また河野 翔大(右腕/横浜商業)もステップ幅が小さく、上から投げ下ろすようなフォームで投げており、ボールにばらつき自体はまだまだあるものの時折アウトコースへビシッと決まるボールは目を引くものがあるので大学での成長に期待したい。


野手では山越 航輝(右打/内野手/横浜創学館)に注目したい

山越は下級生の頃からセカンドのレギュラーとして出場。守備範囲が非常に広くまるで広島の菊地涼介を見ているかのような守備範囲を誇っている。打撃面はまだまだ発展途上という形だが守備だけなら春から十分に通用していくレベルなのではないだろうか。ちなみに山越のお兄さんも関東学院大学でプレーをしており(隼人さん/外野手/2024年から軟式・ダイワコーポレーション)兄弟揃って関東学院大学のユニフォームに袖を通すことに。

他にも春の関東大会でハマスタで本塁打を放つなど長打力を見せた三富 大輝(右打/外野手/木更津総合)や内野手へ転向後、わずか1ヶ月でレギュラーの座を掴んだ努力人でもある稲坂 陽(右打/内野手/横浜)なども入学の予定となっており、OP戦などを含めてアピール次第でどこまで食い込んでくるかにも注目したい。




神奈川大学

27名の選手・スタッフが入部予定の神奈川大学。

投手で注目したいのは橋本 旺大郎(右腕/盛岡大附属)だ。

最速144キロ(一説では147キロまで出てるらしい)の真っ直ぐとスライダー、カーブ、チェンジアップなどの多彩な変化球を持ち合わせる本格派右腕。カーブで緩急をつけ、スライダーで空振りを奪うスタイル。主に先発やロングリリーフなど長いイニングを任される場面が多く、大学でも重要なポジションを任されるのではないだろうか。

その他にも伊波 慶治朗(右腕/沖縄尚学)山内 太暉(左腕/川之江)など甲子園経験した投手も入学予定。特に伊波はフォークやスライダーなどの変化球を巧みに操り打たせて取る投球が持ち味でリリーフなどでの登板に期待。



野手では久保 風仁(内野手/横浜隼人)に注目したい

広角に打ち分ける事のできる打撃センスが持ち味。等々力球場では場外弾を記録するなどパワーもある。緩いボールの後の速いボールにもしっかりと対応出来ており打席でも構えなどからも余裕あるように見える。木製バットでの対応力次第にはなってくるが、ハマってくるとリーグ戦で早い段階から見れるのではないだろうか。

その他にも小林 京矢(左打/津田学園)五月女 陽咲(右打/宇都宮商業)にも注目したい。小林は50mを6.2、3塁の到達タイムが11.75(手動計測)を記録するなど俊足が持ち味の左打者。五月女は2年秋の県大会・國學院栃木戦で1試合6安打を記録したヒットメーカー。主にセンター中心の打撃だが、引っ張った力強い打撃もすることが出来るのも注目できるポイント。







神奈川工科大学

41名の選手が入部する神奈川工科大学。

投手で注目したいのは藤枝 幸祐(右腕/湘南学院)だ。

2023年の夏は背番号10ながら全2試合に登板。
2回戦の東海大相模戦では先発を任された投手で曲がりの大きなカーブを武器に相手打線に的を絞らせない投球と、打っては8回に一時同点となるタイムリーを放つなどここ1番の勝負強さをみせた。最後は東海大相模打線に押し切られてしまった形になったもののポテンシャルの高さを見せつけた。

藤枝以外の投手で言うと佐藤 里薫(右腕/立花学園)は2年夏からベンチ入りをしており、スライダーが良くピンチの場面で好リリーフを見せるなどマウンドでの落ち着きもあるのでこちらにも注目したい。


野手の方は映像が確認できていない選手が多いので入学後にOP戦などで確認する形になっていくと思う。しかしその中でも清水 登夢(左打/外野手/創価)の打球反応を含めた守備面は「おっ」と思わせるものがあったので注目したい。




以上が1/15時点で判明している新入部予定選手になっています。
今後はリーグ戦のパンフレットやHP、各大学の紹介などで判明する形になると思いますので、判明したら更新していきます。

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