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PS5「DualSense・デュアルセンス」コントローラーがドリフトしたので修理してみた

ワイ「よーし今日もPS5で遊ぶで」電源ポチー
ワイ「ふぁ!?視点が勝手に動くやで」
ワイ「うーん、これは買い替えやなー」新品ポチー
ワイ「待てよ!?」
ワイ「せっかくだし、自分で修理してみるやで」

* * * * * * * * * *

コントローラーのスティックが勝手に動くトラブルを「ドリフト現象」と呼びます。この現象が発生すると、常にスティック入力がされていると判断され、キャラクターが勝手に動いたり、カメラがぐるんぐるん回転したりとめっちゃストレスが溜まります。

先日、私のデュエルセンスでもこの現象が出てしまい、迷った結果新型のコントローラーを買うことにしました。しかし、せっかくなら分解して自力で直せないか?と思い立ち、解説動画を見ながら分解・修理をやってみました。

右往左往しながら修理した結果、なんとかドリフト現象の改善に成功しました。今回は、私が修理の際に調べたことをまとめたいと思います。

①ドリフト現象に悩まされている
②保証期間切れのため修理に出すか迷っている

という方の参考になれば幸いです。ぜひ最後までお読みください!


1.ドリフト現象が発生する原因

まず、そもそもなぜドリフト現象が発生するのか?について、調べた結果をまとめます。原因は大別して以下の3つです。

①部品の劣化・摩耗
②ホコリやゴミの混入
③システム面の問題

まず原因として一番多いのは①ではないかと思います。コントローラーはユーザが触る機会が多く、部品が摩耗しやすいんですよね。なので、年数が経過すればするほど、スティックの入力判定にエラーが生じやすい。

②も同様です。後述しますが、ペットの毛が入り込んだことで、ドリフト現象が発生した方も見受けられました。これが原因だと、分解して異物を取り除かなければなりません。

③は頻度としては少ないですが、経験したユーザがチラホラいました。これは物理的には問題ないため、SONYが配布しているデュアルセンスのアップデートをすることで、症状が改善します。

物理面の問題(①②)、ソフトウェア面(③)と切り分けができますね。

2.修理費用はどれくらい?

次に、修理費用がどれくらいか見てみましょう。

購入から1年以内であれば、保証期間内のため無償で修理を受けることができます。ドリフト現象も、無償で対応してもらえるようです。

では保証期間切れの場合、いくらくらいかかるのか?

SONYのオンライン修理受付サービスのページには、

DualSense ワイヤレスコントローラーの修理 / 交換 7,480円(税込)

https://www.playstation.com/ja-jp/support/hardware/repairs/?category=question&subCategory=fee

とあります。純正コントローラーの定価は2023年10月に値上がりし、以下の価格帯となっています。

DualSense ワイヤレスコントローラー(ホワイトおよびミッドナイト ブラック):9,480円

DualSense ワイヤレスコントローラー(コズミック レッド、ノヴァ ピンク、ギャラクティック パープル、スターライト ブルーおよびグレー カモフラージュ): 9,980円

修理でこの額を出すなら、新品を買った方がよくね?と思われた方もいらっしゃると思います。私もそのクチで、諦めて一度新品を買いました。ちなみに色は「コズミックレッド」を選択。

※ちなみに色にもよりますが、Amazonで買うより、楽天ブックスで買った方が安かったです。参考までにリンクを貼っておきます。

まぁ結果的に、修理して直ってしまったので、買ったやつは未開封のままなんですけどね。。。

3.対応方法(ソフト面)

それでは、ドリフト現象への対応方法を書いていきます。まずは前述したソフト面での不具合から。

①コントローラーのリセット

ドリフト現象が起こったらまず試してほしいのが、コントローラーのリセットです。

やり方の詳細はSONYの公式サイトに詳しく書かれていました。ざっくり言うと、コントローラー背面にある小さな穴に、ピンなどを差し込んで5秒以上長押しするって流れです。

これにより、一時的なエラーであれば改善される可能性があります。

②システムアップデートを適用する

次に、コントローラーの操作性に関するシステムアップデートが配信されているか確認します。

SONYのサポートサイトに手順が載っていました。

[設定][周辺機器][コントローラー(全般)]の順に移動します。
[DualSenseワイヤレスコントローラーのデバイスソフトウェア]を選択します。

https://www.playstation.com/ja-jp/support/hardware/dualsense-controller-support/#:~:text=%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%83%88%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%A9%E3%83%BC%E3%82%92%E3%83%9A%E3%82%A2%E3%83%AA%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%81%97,%E3%82%BD%E3%83%95%E3%83%88%E3%82%A6%E3%82%A7%E3%82%A2%EF%BC%BD%E3%82%92%E9%81%B8%E6%8A%9E%E3%81%97%E3%81%BE%E3%81%99%E3%80%82

これがドリフト現象に効果があるか、イマイチ想像できないのですが、コントローラーのファームウェアは最新化しておいて損はないと思います。

4.対応方法(ハード面)

次にハード面でのアプローチ方法を書いていきます。今回、私のコントローラーもこの方法で症状が改善しました。

費用も600円程度と、修理に出すよりかなり安く済んでいいことずくめ!…のように見えるのですが、注意点もあります。

まず、解説の中でコントローラーを分解しているのですが、これをやるとメーカー(SONY)の保証を受けられなくなる可能性があります。

また、分解の過程で誤ってケーブルを切ってしまったりすると、コントローラーとして再起不能になります。完全にジャンク品行きです。

分解や組み立ての知識や技術がない、もしくは極端に手先が不器用な方は、メーカーの修理に依頼した方が安全です。以下の手順は、自己責任でお願いできればと思います。

はい、前置きが長くなりました。

それでは、ハード面でのアプローチ方法について解説します。といっても、Youtubeの動画を参考に、スティックのセンサー部分に「接点復活剤」を吹きかけただけなのですが。。。

この動画では、メンテナンスで必要なアイテムを以下の通り紹介しています(エアダスターは1本あれば大丈夫でしょう)

①精密ドライバー:799円
②コンタクトスプレー(接点復活剤):626円
③エアダスター:394円

自分は②だけ買いました。ドライバーは自宅にあったし、エアダスターはホコリが溜まってなかったので使いませんでした。

しかし、ホコリが溜まっている可能性があれば、エアダスターを使用することを強く推奨します。というのも、息で吹き飛ばそうとすると少量であっても唾液が基盤に付着し、製品の寿命を縮めるためです。

注意点も動画の中で解説されているため、自分から補足することは特にないかな。強いていうなら、動画内では「あると便利なアイテム」で紹介されている「ピンセット・毛抜き」は自分的に必須でした。基盤部分を触るのが怖かったので。

まとめると、以下が必須だと感じました。参考までに。

①細めのプラスドライバー
②こじ開ける用のマイナスドライバー
③コンタクトスプレー(接点復活剤)
④ピンセット・毛抜き

5.まとめ

この記事では、PS5のデュアルセンス・コントローラーのドリフト問題を自己解決するにあたり、調べたことをまとめました。

この問題自体、多くの人が経験しているようなので、コントローラーの強度を上げてほしいと思う今日この頃です。動画を見てできそうと感じたら、試してみてはいかがでしょうか(自己責任にはなりますが。。。)

そういえば、スティックを簡単に交換できる「DualSense Edge」というコントローラーも発売されています。これなら、ドリフト問題を気にせず済みそうですね!ただ、お値段は「29,980円」とDualSenseの3倍以上!

気になるけど、なかなか手が出ないな。。。


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