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【unity japan特別賞ありがとうございます】cluster game jam 2021 in summer 体験記

【unity japan特別賞ありがとうございます】cluster game jam 2021 in summer 体験記
Knene[ネネ]


こんにちは、VR一般市民のKnene[ネネ]です!
この度、cluster game jam in Summer 2021に参加したので、体験記として残しておこうと思います。

まずcluster game jamとは。
一言でいうと、cluster社が主催する48時間でゲームワールドを作るお祭りです。

私は今回五人のチームの一人として参加しました。

PAWPAW DREAMメンバー

〇かくちゅさん
今回のチームのリーダー。チーム内唯一のcluster game jam経験者。みんなかくちゅさんに誘われて今回初参加した。VRCでは麻雀大会を主催している。ワールドクリエイターでもある。ギミック担当。
〇TILLさん
イツメンの中の唯一の良心と呼ばれる。検索能力が異様に高いのと、ガジェット関係に詳しい。ブログを書いている。VRCではsmall tillroom等過ごしやすいお部屋のワールドを作っている。ギミック担当
〇Pawさん
モデリングつよつよ勢。モデリングでなんでも作れちゃう。VRCでは自分でモデリングした自作アバターで遊んでいる。モデリング担当。
〇ムムムさん
Pawさんに誘われてVRCに入った人。リア充。今回、アイデア出しと応援担当。
〇私(Knene[ネネ])
モデリングちょっとできる勢。なんの役にたてるのかわからないが、みんなでわいわい何か作るの楽しそう!とgame jam一週間前にエントリー。一週間ずっとわくわくそわそわしていた。VRC関係ではアバターの衣装を作っている。モデリング担当。

このメンバーは全員VRChatで出会ったメンバーで、普段VRCで遊んだり、このメンバーのほかにまだ何人か参加しているdiscord鯖で毎日のようにだべっている仲です。

*準備。~当日まで
tillさんとかくちゅさんがunity コラボというのを使って、unity projectの共有の準備をしていました。わたしはいつも通り気が向いたときにblenderを触っていたくらいでなにもしていません。

game jamのテーマ発表の日はいつものようにdiscord鯖に集まってだべりながらcluster game jamの開会式に参加していました。

*初日。22;00~
テーマの「ホップ・ステップ・ジャンプ」を聞いて即clusterから退出し、チームメンバー全員でmiroを開いて、アイデア出し。

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アイデアを出し切ってみて、色々ととっちらかっていたので、一人一案か二案作ることになりました。
わたしは、「人生を語るすごろく」と、「障害物を避けたりアイテムを得ることで持ってる銃が強くなって、最後怪物と一発勝負するアクションゲーム」という案を出しました。

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一人三票持って、自薦他薦問わずということで投票することになり、結果、わたしの考えた「人生語りすごろく」が採用されました。これまでのグループワーク等の経験で自分の案が採用されたことがなかったので、このときはすごく嬉しかったです。

「人生語りすごろく」というのは、どういうゲームなのかというと、2~4人で遊べるすごろくゲームワールドで、サイコロを振り、出た目の分進み、止まったマスに書いてある喜怒哀楽のどれかの質問に答えていくゲームです。
例えば、喜のマスに止まったら「もっとも大切にしている思い出は?」等の質問が出るのでそれに答えて、聞いた人はエモーションを出してリアクションするという感じです。
なぜ思いついたかというと、親密性の上がる質問というのがあるということを以前から知っていて、そこから思いつきました。これまでの人生の喜怒哀楽の経験を話したら、その人がどういう人なのかわかったり、仲良くなれたりするのではないかと思っての案です。
そして、「人生語りすごろく」ワールドには女の子を設置しているのですが、その女の子がみんなの話を聞くことで成長していくという設定です。

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作るものが決まったので、そこから必要なもの、することの洗い出しが始まり、とりあえず、私は女の子のデザインと質問をすごろくの目の数(30マス分)を考えることになりました。それが終わった後早々に寝ました。

*二日目。朝から
二日目の朝は私が(一番に寝たので)discord一番乗りでした。でもこの時、なにをすればよいのかわからなかったので、とりあえず、すごろくで使うであろうサイコロと成長した後の女の子に持たせるアイテムを作ってました。(お花、テディベア、バットの三つ)
そうしてるうちにPAWさん、かくちゅさん、ティルさんが来て、13時からミーティングして、私はこまごまとしたもの(すごろくのコマを進めるためのスイッチとか、リセットボタンとか)を作ったり、女の子のウェイト塗ったり、テクスチャ描いたりして、後はBGMやSE(効果音)を探してきたり、アイデアという名の横槍を入れたりと色々して、23時にはもう何もできる気がしなかったので、お風呂入って寝ました。
この日の21時頃にしたデバッグとテストプレイで、知らない人が続々と入ってきて落ち着いてプレイができませんでした。主にVRCで遊んでいるわたしは知らなかったのですが、clusterにはFriend+、friends only、invite+、invite onlyの概念がなく、すべてpublicのようでした。
clusterの機能とゲーム案がうまくマッチしていないのを感じて少しみんなに申し訳なくなりました。

*三日目最終日。朝から
三日目は二日目の夕方ごろ頼まれた、女の子の成長後のprefabをフォルダにまとめてunitypackageとしてexportして、後はルール説明の画像や、ゲームクリア後に出す画像を作ったりしていました。
17時頃にはだいたいの作業が終了し、軽微な修正をした後、完成したワールド公開となりました!
二日目のテストプレイで感じた落ち着いたプレイができない、知らない人が入ってきてしまう等の問題はかくちゅさんとtillさんが部屋をロックする機能をつけて、ロックスイッチを押すと、後から来た人は観戦部屋に飛ばされるようにしてくれました。ありがとう……。

三日間すごく楽しかったです!チームメンバーに感謝!

*よかった点
・テーマ発表前にメンバーで大体の流れと役割を決めておいたのでスムーズに作業に入れたこと。
事前に決めた流れとしてはテーマ発表後即アイデア出し、初日に作るもの決める。二日目の13時にミーティング、21時にテストプレイ。三日目も13時にミーティング等。
役割としては、普段からunityを触っているかくちゅさんとtillさんがunityでギミックとステージのビルディング。日常的にblenderを触っているpawさんとわたしが必要なもののモデリング
という風に決まっていたので混乱等もありませんでした。できること、できないことはテーマ発表前にわかることだし、チームで参加する人は整理して共有しておけば、いざというとき、誰がするのか未確定の仕事が出たときにさっと割り振れるのでよいと思います。わたしたちは普段からdiscord鯖でだべったり、お互いがVRCでしていること、できることを知っているのでスムーズに作業できました。
・リーダーが状況把握と進行をぱっと決めてくれたので、「何も決まらず足踏みする時間」みたいなのがなかったこと。すごくよかったです。かくちゅさんに感謝。

*反省点
・お互いがいま何をしているのかわからなかったこと。
リーダーがすべての仕事を割り振るのではなく、各自ができることを進めていっている感じだったので、私は、いつ、だれが、なにをしているのか共有されていませんでした。アイデア出しの時から最後までmiroというホワイトボードアプリを使っていたので、未実行、現在進行中、終了、の三つの欄を作って、各自記入していけば、一目でわかったし、今回はなかったですが、絶対しなければいけないけど誰にも振られていない仕事等があったときに発覚しやすい、誰にその仕事を振るか決めやすいだろうと思いました。

*直せるかわからない点
・モデリング班の一人(わたし)は最後の方時間があったけど、できることがなかった(unity触れないから)
反面、ギミック班は最後までデバッグ、修正、デバッグ、修正で大変そうでした。もう一人くらいunity触れるひとがいた方がいいのかも? でも最終的には余裕をもって完成させられたし、ちょうどよかったのか?わからない。最後時間があったので、この体験記を書いていました。


*受賞
8月22日受賞作品発表会にてストーリー部門「一緒に語ろう賞」とunity japan特別賞をいただきました!
discord鯖でみんなで見てて盛り上がりました。とても嬉しかったです。Tシャツが送られて来るそうなので大事に使いたいとおもいます!


興味のある方はお友達とお誘いあわせの上ワールドに遊びにきてみてください。

https://cluster.mu/w/a15405ec-478d-443d-8caf-9eb5d75ed64e


以上です。読んでくださってありがとうございました。


サポートは主にKnene[ネネ]の生命維持、技術向上にあてられます。よろしくお願いします。