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GENTLE GIANT


高校時代、プログレッシブロックが聞きたくなりネットで調べた。プログレ五大バンド キング・クリムゾン、ピンク・フロイド、 イエス、ジェネシス、エマーソン・レイク&パーマー(EL&P)なども出てきたが聞く気にはなれなかった。今となってはあまり気にならないが、メンバーチェンジが多い 一曲が長いという2つの理由で五大バンドは聞かなかった。

そんな二つの条件をクリアしたのがGENTLE GIANTだ。1970年にシャルマン兄弟を中心に結成され、11枚のスタジオアルバムを出し、1980年に解散した。メンバーチェンジは驚きの3回!曲も10分を超える曲がほぼないので、自分が求めているプログレバンドと合致した。

彼らのアルバムで傑作と呼ばれているのは72年の「octopus」か75年の「free hand」を挙げる人が多いが、一番好きなのは76年に出された「interview」というアルバムだ。

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このころからプログレ色が薄まってきて、ポップ寄りになっていくのだが、そのバランスがちょうどいい( 次作のThe Missing Pieceではポップがさらに強くなっているがそれはそれでいい)。インタビュアーの「Where should we begin ?」からキレのいいイントロで始まる「interview」。この部分は出囃子にぴったりだと思う。どこかのバンドマンが使っていたら、その時点で好きになってしまうだろう。

またこのバンドはライブ演奏のほうがすごいバンド

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