49.住まいる共済

部屋を借りる場合は保険に入ることになる。例えば火事になった場合に自分の家財を補償する火災保険に加入する。大家さんへの補償は借家人賠償責任特約をつけることになる。

共済の借家人賠償責任特約の掛金を見てみると木造・鉄骨造・コンクリート造の3つに分かれている。補償額10万円あたりの掛金はそれぞれ年45円・20円・15円。不動産屋さんに紹介された保険では家の造りは不問であった。木造の場合は得になるかもしれないが、コンクリート造では損になる。

僕の引越先はコンクリート造なので共済が適している。例えば火災共済で1番安い条件を見てみると家財300万円で年750円。借家人賠償責任特約500万円で年750円。合計1,500円で済む。

ちなみに引越し先の間取りは6畳一間の1Kで8坪。不動産屋さんに紹介された保険では家財200万円、借家人賠償責任特約2,000万円で年9,000円であった。2,000万円が妥当かは火災で全焼した場合にいくらかかるのかを考えれば良いだろう。スケルトンリフォームで検索してみよう。300万円~700万円といったところではないだろうか。

共済が何でも安いわけではない。例えば個人賠償責任共済1億円を年2,300円でつけることもできるが、他の商品も確認した方がいい。

追記

住まいる共済のWeb申し込みは手続きが完了するまで1か月程度かかる。

オンラインでクレジット決済すると受け付け確認メールが届く。その後、申込書を印刷・署名したものを郵送すると申込書到着の連絡メールが届く。不備がなければ証書が郵送されてくる。

問い合わせたところ共済窓口で手続きするよりも時間がかかるそうだ。「お部屋を借りるときの保険」の優秀さが光る。