学校に行くのは何のため?

学校再開に向け授業準備中。
〇〇とは何か?そのベースが違っていると、全然議論がかみ合わない(笑)でも、そういう考えもあるんですね、わかりました!とスパッと言える寛容さが欲しい。今年一年はいいかげん、そういうスキルを磨いていくつもりです。

さて、この休校期間中、学校に行くのは何のため?ということを考え続けました。大学に行く学力をつける?一理あるけどじゃあ進学しない人は?という話になる。

じゃあ、国語なら、読解力をつけて、将来いろいろな文章をしっかり読めるようにする?それもあるかもしれないけれども、それだけなら、今やネットも十分学べる。

自宅と、学校の違いはやはりそこに人がいるということ。当たり前すぎるけど、その原点に戻る。人との繋がり方、一生の仲間を作る、ニガテな人とも同僚としてやり過ごす力をつける、困った時誰かに頼る練習をする。けっきょく大人になって苦労するのはそういうことだ。その練習をするのは社会人になってから?いや、そういうわけにもいかない。やはり、学校がその役割を担うのでしょう。新学習指導要領でも多くの人と協働する必要性については何度も述べられている。学校の大半を占める授業という時間の中で(当然教科それぞれで付けたい資質能力は身につけていく)それを行っていく必要があるのだろう。そのためには対話が必要だと思います。

コロナの危険性をはらみながら、こうしたことを念頭に授業ができるのか?既存の環境ではなかなか難しいですね。どうしたものか。「しょうがないよ、一斉授業で。」いやいや、じゃあノーリスク、ノーマスクでオンラインでしょう(笑)

もうすぐ学校は始まってしまう。本当に大丈夫?保護者や生徒への具体的な説明は?心のケアは?自分に何ができるだろう?とにかく一番辛いのは未来を担う彼らだ。青春を奪われてしまった辛さ、自分なら耐えられない。まずはそういうダメージを受けた方々が学校にやってきてくれるんだという自覚からですね。

おやすみなさい。

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