転勤初zoom授業

昨日は転勤後はじめての授業。昨年度、3年生の授業が2月頭に終わってからは人前で話をしていなかったため、びびりました。

授業といっても、本校は多くの学校と同じく休校中なので、zoomというオンライン会議ツールを使ってやりとりをしました。(zoomは前任校の時、休校が判明してから部活動のミーティングや宿題のフォローに活用していました)ICT弱者ですが、そこから抜け出すために、この3ヶ月すごしました(笑)

以下簡単な授業の流れです。生徒は現代文のテキストを予習してきてあります。

【導入】

・自己紹介&国語をなぜ学ぶ?(最終的には人それぞれ)★現代文を読む時、何を意識しているか? 5分

【本編】

・随想を読むポイント、設問の種類の確認(PowerPoint)5分

・テキストを開き、読むポイントを押さえ、回答を確認 10分 

・発展問題の提示、休憩を挟んで再びzoomで答え合わせ 生徒は休憩20分の間に回答を考えておく

終了(休憩挟んでトータル50分程度)

〜感想〜

〈ねらい〉もちろん学力を…ということもあります。しかし一方通行の講義であれば、それは動画を配信すればいいだけのこと。こういう時だからこそ、なんとか生徒間の繋がりを持たせてあげたい。

〈設備〉黒板の前にパソコンを置いて実施。黒板の前でオンライン授業をする場合は、ヘッドセット(イヤホンandマイク)をしておけば、移動しながらブツブツ話をしてもみんなよく聞こえているので声を張る必要なし。大きな声を出すのが苦手な自分もかなり楽でした。ちなみに私は片耳に装着できるイヤホンマイク(ネットで2000円で買いました)をしています。ちょっとこもって聞こえるような気もしますがちゃんと聞こえているとのことです。

〈シェア方法①〉生徒間のコミュニケーションで役に立ったのは、ブレイクアウトルームという機能です。こちらで指定の人数に部屋を分割し、時間設定をしたうえで小集団で話し合いができます。(上記★の部分で実施してみました)15人参加でしたが、3人✖️5グループ 2分間、ちゃんと喋っていました。よかった。アイスブレイクにも使えます。生徒はスマホでも大丈夫です。

〈シェア方法②〉次に、回答の提出にはzoomのチャットを使用。全員宛にお題となっている記述問題の回答を送信。ファーストペンギンは勇気がいるだろうなと思いましたが、あまり気にせずzoomに戻った人からパッパと送ってくれました。

ちょっと失敗したのは、全員zoomに戻ってからでないと、遅れて入ってきた人にはそれまでのチャットが見られないということです。ここではみんなで答えをシェアするのが目的だったので、ファーストペンギンさんにはもう一度入力してもらいました…。

〈今後…〉今後はGoogleスプレッドシートを活用する予定です。複数の生徒が同時に編集できるため、生徒は他の仲間がどのような回答をしているのか、参考にしながら記述問題にチャレンジできます。(今回も少しためしました。)また、チャットのように、相談しながら学習してもらえると、つながりもでき、仲間のありがたみもより見えてくるのではないかと思います。将来的にはさまざまなワークで活用していきたいですね。


学校再開後はオンラインが一度なくなるかもしれませんが、こうした技術は学んで活用していかなければいけないと思います。こういう社会になってしまいましたが、離れていてもICTを駆使して仲間と繋がらことができる方法を模索していく。これが私の当面の目標です。いよいよ学校がはじまります。できることをしていくしかない…。






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