ただ春を待つ

▼収録アルバム
フェイクファー(1998/3/25リリース)

今日(もう昨日だ‥‥)は朝から昼過ぎまでずっと雪で、本当に寒かったですね。
天気予報で雪と出ていて、「まさか〜3月下旬よ〜?」と思ってたらがっつり降りましたね‥‥
真冬に逆戻りの寒さでした。

と、いうことで7曲目は、まさに今の気持ち「ただ春を待つ」です。

と言っても、この曲に季節を感じさせる歌詞はほとんど出てこないんですよね。

サビの「ただ春を待つのは/哀しくも楽しく」と、曲の終わりかけに出てくる「雪溶けのうえで/黄色い鈴の音が/密やかに響く」くらいだと思います。

そのままの意味の「春」ではなく、「春」と例える何かの訪れを待っている曲なのかな?と思うのですが、歌詞を見ても想像もつきません。
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「ただ春を待つ」は、タイトルがとても好きです。
「春を待つ」に「ただ」を付けることで、「春」と例える何かが訪れるまで、冬の寒さをじっと耐え忍ぶイメージが浮かびます。
自分にはどうしようもできない事象に対し、抗うのではなく焦らずその時を待つ、という感じでしょうか。
「春を待つ」だけでは、このイメージには結びつかなかったと思います。

「ただ」という2文字を付けるだけで、こんなにタイトルの印象って変わるんだなと驚いてしまいます。

ただ、私はどストレートに春を待っています。寒いの飽きた‥‥

#スピッツ



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