エンドロールには早すぎる
▼収録アルバム
小さな生き物(2013/9/11リリース)
今日も春の嵐で風が強いですね。
風に吹かれながらこの曲の歌詞を思い出しので、今回は「エンドロールには早すぎる」について書きます。
まず、今までのスピッツにはないタイプのタイトルです。
このように、気持ちがタイトルになっている曲は恐らく他にはありません。
そしてメロディーも、ドラムとベースが打ち込みで、ちょっとクラブっぽい雰囲気です。
スピッツの場合は、クラブというよりディスコかな?
ディスコの雰囲気よくわかりませんが。。
「小さな生き物」のアルバムツアーでは、この曲が始まるとステージ上方からミラーボールがおりてきました。
イントロが流れ始めると自然にリズムを取りたくなるようなダンスナンバーです。
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風が強い日に思い出す、印象的な歌詞があります。
着飾った街 さまよってる
まつ毛に風を受けながら
エンドロールには早すぎる
イルミネーションがにじんでく
世界の果てはここにある
「まつ毛に風を受けながら」ってすごい歌詞だなと思って。
人生で、まつ毛に風を受けた感覚になったことってありますか?ないですよね。
この歌詞を見た時に、感受性の豊かさ!!って思いました。
草野さんは一体どういう視点で世界を感じているんだろう。
骨の髄までアーティストなんだなあと感動しました。
私はかなり大雑把なので、こういう細やかさや繊細な感覚が羨ましく思います。
一度、草野さんと感受性を交換してみたいと思いましたが、そうなったら草野さんが歌詞を書けなくなりそうなのでやめておいたほうが良さそうです。
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