アカネ

▼収録アルバム
隼(2000/7/26リリース)

18曲目は「アカネ」です。

落ち込んだ時に聴きたい曲ってあるじゃないですか。

私の場合はそれがこの曲です。

へこんだ時はこの曲を聴いて寝れば、大体次の日には忘れます。
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出だしの歌詞はこちら。

悲しい日には 新しい歌 ひとつ
遠く 歩き出そうか
晴れの予報もハズれたけど
朱くかすむ 夕陽を待とうか

「アカネ」は、仕事で失敗してへこんだ日、下を向いたまま帰りの電車に乗り込み、そこで再生するというシチュエーションが多いのですが、一瞬で歌詞とメロディーが身体中に広がって、乗り換えの階段を登る頃には「明日も頑張ろう〜」と思えます。
心臓から「じーん」と音がするのが聞こえそうなくらい沁みるんです。

それから、ひとつ〜遠く〜のところで入る手拍子も、ふんわり応援してくれているようで元気が出ます。

明日が来るのが嫌だなと思った時、そんな気持ちを少し楽にしてくれる曲です。

スピッツは、あからさまに励まそうとするような曲というか、気持ちをぐいぐい引っ張るような曲ではなく、心の内側からじんわりエネルギーを引き出してくれるような曲が多いと思います。
そんな曲に何度救われたかわかりません。

最近では、へこんでない時に聴いても、涙が出そうになるんですよね。
へこんだ記憶と曲が結びついてるのかな。いいのか悪いのか‥‥

#スピッツ

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