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RSPO認証のマークの違いを探す

記事としてまとまりが更にないのだが、RSPO認証を学んだ人は一度は悩んだだろう内容が腑に落ちたので、書いてみた。


あらためて、RSPO認証とは

RSPO(Roundtable on Sustainable Palm Oil)の略。
➡️翻訳機に通すと、(持続可能なパーム油に関する円卓会議)、の略だそうだ。

世界的に信頼される認証基準の策定と、ステークホルダー(利害関係者)の参加を通じ、持続可能なパーム油の生産と利用を促進することを目的としています

パーム油が『いい=持続可能な』状態で作られたものを使うことを推奨していくために作られた認証で、持続可能なパーム油を使ったものに対してマークをつけられる。
『いい=持続可能な』という言葉ってどんな状態?と思うよね。
安いコストで油を手に入れようと思うと、なかなか持続可能な生産はしていられないらしい。
なので、認証マークをつけるまでの道のりには決して楽ではないと思う。

RSPO認証のランク

記事を探しているうちに、このような文章を見つけた。
表を見たらすぐに分かるのだけど、文章にしたものをまず載せておく。

それぞれのRSPO認証のランクは、アイデンティティ・プリザーブド(IP)>セグリゲーション(SG)>マスバランス(MB)>ブックアンドクレーム(B&C)となる。

https://jccu.coop/info/up_item/release_221027_01_01.pdf

RSPO認証のランクを表にしたもの

次に、WWFの記事にRSPO認証のランクを表にまとめたものがあるので、それを貼り付けする。

https://www.wwf.or.jp/activities/basicinfo/3520.html

*トレーサビリティとは。

トレーサビリティとは、商品の生産から消費までの過程を追跡することを意味します。 英語では、追跡を意味する「trace」と能力を意味する「ability」の2つを掛け合わせた「traceability」と表現します。 直訳すると「追跡可能性」です。

IPとSGのマークの違いを調べた。多分同じマーク。

最初の不等号の式を見て、次の上の表を見ると、IP(アイデンティティ プリザーブド)とSG(セグリゲーション)のマークが同じに見えるので、違いがあるのかが知りたくて、一生懸命調べた。

けれども、分からなくて細々と探していたら、下の表を見つけた⬇️。

https://www.wwf.or.jp/activities/addinfo/1803.html
認証パーム油を使うには? RSPOへの手引き

同じマークだったのだ!
トレーサビリティが若干違うけれど、どちらも認証されたパーム油を使っている、とのことで、同じマークなのかのかな。
IPはどの生産農園から得られたパーム油か、が特定できる。
SGは複数の農園から得られたパーム油を使っているが、非認証のパーム油とは混ざることがない。
詳しい説明は以下の記事に書いてあるが、抜粋しておく。

1)アイデンティティプリザーブド(Identity Preserved、IP)
認証された生産現場から最終製品製造段階に至るまで完全に他のパーム油と隔離され、どの生産農園から得られたのかが特定でる認証モデルです。
2)セグリゲーション(Segregation、SG)
複数の認証された農園から得られた認証パーム油からなり、他の非認証パーム油とは混ぜ合わされることなく、認証油だけで最終製造者まで受け渡される認証モデルです。生産農園を一つに特定できませんが、認証農園から生産された原料であることが保証されます。

https://www.wwf.or.jp/activities/addinfo/1803.html

もう少し調べていこうと思う。

キッチン用品と袋ものが好きな人が、食器用洗剤からここまでなぜ飛んでいるのか、と思われていると思う。
今、所属している1つのグループで認証についての話が出ていて、そのグループの中で一番最後に入った私はどうも取り残されている気がしているのだけど、難しくて…
RSPO認証はキッチンや食べ物に関係があるのもあるので、学んだことをNOTEでお知らせすることで少しずつ身につけていきたいと思っている。

追記: 上記のWWFで出された認証マークは日本語で書かれたものだけど、大体の商品は英語で書かれた認証マークが印刷されているので、サラヤに載っていた英語の認証マークを貼り付ける。

サラヤのホームページより
サラヤのホームページより


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