サムライジャックと海外アニメの話

夫が何気なく見ていたゲームのプロモーション動画を見てびっくりした。サムライジャックのゲームがこの夏に発売されるらしい。

サムライジャックは、私が中学生くらいの時にCARTOON NETWORKで放送されていたアニメーションで、サムライ風の剣士が敵を倒すべく未来を旅するというSF。海外の方が考える日本文化って、中国風味があって面白くて好き。吹替を菅原文太と宇梶剛士でやっていたんだよね。どこかの話で子連れ狼のパロディもあった気がする。
なんでそんな昔のアニメが2020年にゲーム化？　と思わないではないけれど、サムライジャック大好きだったからウレシイ。

アニメを見ているというか、アート作品を眺めている感覚だった覚えがある。基本的に1話完結で、主人公がいろいろな街を巡っていくのだけれど、街の色がはっきりしていて画を眺めるだけで楽しい。DVDがほしいなって思っていたけれど、日本語版が売っていなくて。これを機に日本でも流行って、日本語版DVD出ないかな〜。

サムライジャックのゲンディ・タルタコフスキー監督の作品って大好き。スターウォーズのエピソード2、3間の繋ぎのアニメーションはこの人が作っていたんだよね。好き同士のコラボレーションは当時めちゃテンションが上がっていた気がする。

中学生の時はずっとCARTOON NETWORKとMTV、たまにスペースシャワーTVやニコロデオンを見ていた。CARTOON NETWORKのおかげで海外アニメ大好きになったよね。パワーパフガールズはもちろん、ティーン・タイタンズやホームムービーズ。MARVELよりDCコミック派なのは、間違いなくCARTOON NETWORKのせい。スーパーマンやバットマン、ジャスティスリーグのアニメを見ていたからだな。

小学校の時はセーラームーンやドラゴンボールといった日本のアニメを見ていたけれど、海外アニメを見てからは海外アニメばっかりになっちゃったな。日本のアニメの頭身や声優さんの演技がニガテだと気づいたからかもしれない。だから、デフォルメされたキャラクターや、本職で声優をしていない俳優さんの出ているアニメに「あ、いいな」と思うのかも。スカイクロラは完全にそうだった。

サムライジャックのゲームは2020年夏発売だそうだけれど、うちにはPS3しかないから見送りかな。それよりも切実に日本語版DVDを出してほしい……！

Main Photo by Samurai Jack Old And New Intro - YouTube